アヤメ(菖蒲、文目、綾目)



「アヤメ(菖蒲、文目、綾目)」


“菖蒲”と書いて「アヤメ」と読むか、「ショウブ」と読むか。

花は全然違います。


「アヤメ、カキツバタ、ハナショウブの見分け方」を表にしました。

ごく簡単には、花びらの基のところに、

アヤメは網目状、カキツバタは白、花菖蒲は黄色の模様が、

それぞれあることで区別できます。


「ドイツアヤメ(ジャーマン・アイリス)」、「ニオイイリス」の画像を追加しました。



「ハナショウブ」の原種、「 ノハナショウブ」はこちらから。

「アヤメ(文目)」に似ている「 カマヤマショウブ」はこちらから。





アヤメ画像1

2010.05.18 「東京都薬用植物園」

アヤメ画像2

2010.05.18 「東京都薬用植物園」



アヤメ画像3

2010.05.18 「東京都薬用植物園」






アヤメ画像1

2011.04.28 「東京都薬用植物園」
ドイツアヤメ

アヤメ画像2

2011.04.28 「東京都薬用植物園」
ドイツアヤメ



アヤメ画像3

2011.04.28 「東京都薬用植物園」
ドイツアヤメ






ニオイイリス画像1

2011.04.28 「東京都薬用植物園」
ニオイイリス

ニオイイリス画像2

2011.04.28 「東京都薬用植物園」
ニオイイリス



ニオイイリス画像3

2011.04.28 「東京都薬用植物園」
ニオイイリス





【ネット検索から】

『 アヤメ科 : アヤメ属。
学名:「 Iris sanguinea 」。
アヤメは山野の草地に生える。
(特に湿地を好むことはない)
葉は直立し高さ40〜60cm程度。
5月ごろに径8cmほどの紫色の花を1〜3個付ける。
外花被片(前面に垂れ下がった花びら)には
網目模様があるのが特徴で、
本種の和名のもとになる。
花茎は分岐しない。
北海道から九州まで分布する。
古くは「あやめ」の名は
サトイモ科の ショウブを指した語で、
現在のアヤメは「はなあやめ」と呼ばれた。


「ドイツアヤメ(独逸菖蒲、ジャーマン・アイリス)」
学名:「 Iris germanica 」。
地中海原産のアヤメ属の植物が
自然に交雑してできた。
ニオイイリスと同時期の明治初期に、
日本に渡来しています。
葉っぱは幅広で、筋は無く、ほぼ平坦。
観賞用に栽培される。


「ニオイイリス」
学名:「 Iris germanica var. florentina 」。
別名は、「シロバナイリス」、「シロバナイチハツ」。
ドイツアヤメの変種。
ドイツアヤメと同時期の明治初期に、
日本に渡来しています。
葉っぱは幅広で、筋は無く、ほぼ平坦。
イチハツの葉の表面には、
縦に何本も筋(突起した脈)がある。
観賞用に栽培される。 』


日本のアヤメ科アヤメ属には、
アヤメ、 ハナショウブカキツバタヒオウギアヤメ
シャガヒメシャガ、 エヒメアヤメの7種と、
帰化植物として、 キショウブイチハツがある。


「アヤメ、カキツバタ、ハナショウブの見分け方」
堀切菖蒲園には、その見分け方として、
次の記述の掲示がある(2005年6月現在)。

【種別】 アヤメカキツバタ ハナショウブ
【花の色】 紫、まれに白青紫のほか紫、白、紋など紅紫、紫、絞、覆輪など
【葉】 主脈不明瞭主脈細小主脈太い
【花の特徴】 外花被片に網目模様・黄色い模様が有る。 外花被片に網目模様無し。外花被片に白い斑紋が有る。 外花被片に網目模様無し。外花被片に黄色い斑紋が有る。
【適地】 かわいた所に育つ水中や湿った所に育つ湿ったところに育つ
【開花期】 5月上旬〜中旬5月中旬〜下旬6月上旬〜下旬





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