シロバナムシヨケギク(白花虫除菊)



「シロバナムシヨケギク(白花虫除菊)」


「除虫菊」の方がわかりやすいですね。

昔は「香取線香」の原料になっていました。


「アカバナムシヨケギク(赤花虫除菊)」の画像を追加しました。





シロバナムシヨケギク画像1

2010.05.27 「東京都薬用植物園」

シロバナムシヨケギク画像2

2010.05.31 「東京都薬用植物園」



シロバナムシヨケギク画像1

2011.06.03 「東京都薬用植物園」

シロバナムシヨケギク画像3

2010.05.27 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 キク科 : ヨモギギク属。
学名:「 Tanacetum cinerariifolium 」。
原産国は地中海。
和名は「ジョチュウギク(除虫菊)」。
日本への渡来は1886年。
草丈は、50〜60cmで直立する。
茎葉には、白い毛があり、葉は細い。
5〜6月ころに茎頂に白い菊花をつける。

胚珠の部分にピレスロイド(ピレトリン)を含むため、
殺虫剤の原料に使用されている。
除虫菊花(じょちゅうきくか)には、
ピレトリン0.3%程度を含有していて、
これは、人間や家畜などの温血動物には無害で、
昆虫などには、猛毒になるという
特殊な作用があるという。

大日本除虫菊(金鳥)の創始者・上山英一郎が
この除虫菊を使って、渦巻型の蚊取線香を発明した。

茎葉にも、ピレトリンを少量含み、
乾燥した除虫菊(じょちゅうきく)を粉末にして、
粘着剤の、タブノキの葉、トロロアオイの根、
ツノマタなどを、乾燥した粉末を混ぜて、練り合わせて、
マラカイトグリーンという緑色染料で着色し、
渦巻きにして乾燥して、ピレスリンの含量が
0.55%以上になるように溶液を噴霧したものが、
日本の夏には、かかせない、香取線香です。
但し、現在では合成ピレスロイド系殺虫剤が
主流になっています。 』





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