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『 イネ科 : ライムギ属。
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学名:「 Secale cereale 」。
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別名は「クロムギ(黒麦)」。
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コムギ 、オオムギ、エンバク(燕麦)、
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それにこのライムギの4種を
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総称してムギ(麦)と呼ぶ。
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ライムギはパンやウイスキーの原料となるが、
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麦角菌という中毒症状を起こす
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細菌が寄生しやすいため、
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一般的に食用にされることは少ない。
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カフカス・小アジア原産。
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ロシア連邦・北欧諸国で作物として栽培。
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耐寒性があり、やせ地によく育つ。
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高さ約1.5m。
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穂は長さ約15cm。
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果実は緑褐色または紫色。
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「コムギ(小麦)」
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イネ科 : コムギ属。
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学名:「 Triticum aestivum 」。
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一般的にはパンコムギ(学名: T. aestivum )を指すが、
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広義にはT. compactum(クラブコムギ)や
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T. durum(デュラムコムギ、マカロニコムギ)など
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コムギ属 (学名: Triticum ) 植物全般を指す。
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世界三大穀物(小麦、米、トウモロコシ)の一つ。
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秋まき、または春まきがある。
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西アジア原産と推定され、
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重要な穀物として古代から栽培。
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多くの品種がある。
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茎は高さ約80cm。
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葉は広線形。
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花穂は晩春に出て、小穂を中軸上に交互につける。
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オオムギに比べ、生育期間は長いが不良環境に耐える。
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種子は主に小麦粉とし、
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種々の食品に加工するほか、味噌・醤油・飼料とする。
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茎は麦わら細工・敷きわらなどに利用。
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