シナカンゾウ(志那萱草)



「シナカンゾウ(志那萱草)」


マメ科の甘草ではありません。

ユリ科の萱草になります。



ワスレグサ(キスゲ、ヘメロカリス)属」はこちらから。




シナカンゾウ画像1

2010.06.11 「東京都薬用植物園」

シナカンゾウ画像2

2010.06.11 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 ユリ科 : ワスレグサ属。
学名「 Hemerocallis fulva 」。
別名「ホンカンゾウ(本萱草)」。
名の由来は、本物のカンゾウや真正なカンゾウから、
「ホンカンゾウ」の名がついた。
中国南部原産。
中国で萱草と呼ぶものは、この種である。

日本における「 ヤブカンゾウ」の母種とされる。
八重咲きの「ヤブカンゾウ」は
一重咲きの「シナカンゾウ」の変種です。
中国には、一重咲き・八重咲きともに変種があります。
ところが日本には、一重咲きのものはなくて、
八重咲きのものしかない。
そこで牧野博士は、
日本がアジア大陸と陸続きであったころ、
八重咲きだけが日本に移って広がったと推定しています。

草丈は90cmほど。
葉は広線形で根生します。
7〜8月ごろ、花茎の先に橙赤色の花を咲かせます。
花被は、開花期には外側に反り返る。
朝開花して夕刻にはしぼむ1日花。
鑑賞用として栽培される。

古代から薬用に用いられ、
根は萱草根(かんぞうこん)、
花は金針菜(きんしんさい)と呼ばれて、
止血剤や消炎剤として用いられてきました。 』





「季節の花・日常」に戻る 「花一覧」に戻る
inserted by FC2 system