ビロードアオイ



「ビロードアオイ」


お菓子のマシュマロは、この花から名前がついたのですね。


果実の画像を追加しました。



ゼニアオイ属の「 ウスベニアオイ」はこちらから。





ビロードアオイ画像1

2010.06.30 「東京都薬用植物園」

ビロードアオイ画像2

2010.06.30 「東京都薬用植物園」



ビロードアオイ画像1

2011.07.03 「東京都薬用植物園」



ビロードアオイ画像1

2014.09.17 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 アオイ科 : ビロードアオイ属。
学名:「 Althaea officinalis 」。
別名は「ウスベニタチアオイ(薄紅立葵)」。
ヨーロッパ原産の多年草。
草丈は100〜120cm。
葉はやわらかい毛に覆われ、
織物のビロードのような肌触りがします。
夏になると、直径2cm程度の、
淡い桃色の花を咲かせます。

この植物は、古く古代ギリシャの頃から
根を薬用として用い、栽培もされました。
太くて白い根はアルテア根とよばれ、
秋に掘り上げて収穫されます。
アルテア根はデンプンや粘液質、ペクチンなどを含み、
健胃薬や、甘いワインに混ぜて咳止めに使われました。
また、湿布や賦形剤としても用いられました。
葉や花も薬用にされたようです。

英名は「マーシュマロウ( Marsh mallow )」。
マーシュマロウは「沼地の葵」という意味。
実は昔、お菓子のマシュマロは、
この根の粉末を原料に作られ、
植物名がそのままお菓子の名前として用いられました。
今では、マシュマロは卵白やゼラチン、
砂糖で作られますが、名前はそのまま残りました。 』





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