ナンヨウアブラギリ(南洋油桐)
「ナンヨウアブラギリ(南洋油桐)」
温室からです。
同じヤトロファ属の「
モミジバサンゴアブラギリ」はこちらから。
同じ科の「
アブラギリ」はこちらから。
2010.07.09 「東京都薬用植物園」
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2010.07.09 「東京都薬用植物園」
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2010.08.14 「東京都薬用植物園」
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【ネット検索から】 |
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『 トウダイグサ科 : ヤトロファ(ナンヨウアブラギリ)属。
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学名:「 Jatropha curcas 」。
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中南米原産の落葉低木。
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別名は「タイワンアブラギリ」。
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学名から「ジャトロファ」、「ヤトロファ」など。
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16世紀以降、
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スペイン商人などの手により世界中に伝播した。
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樹高3〜8m程度。
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やせた土地でも生長が早く、旱魃や病気に強い。
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トウゴマよりもひとまわり小さな、
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重量600mg 前後の黒褐色の種子をつける。
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仁の約60% は脂質で、
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他にホルボールのエステル類やレクチン、
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トリプシン阻害剤などの有毒成分を含む。
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種子は毒性が強いが、油分に極めて富むことから、
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古くから利用が行われている。
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施肥をしなくても1ヘクタールあたり
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5トン程度の種子が収穫できる。
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現在では、石けんやロウソクのほか、
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下剤や解熱剤などの医薬品にも利用されている。
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日本では鉢植えの観葉植物としても、流通している。
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ナンヨウアブラギリの実から精製した油は、
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ジャトロファ燃料ともよばれ、
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1990年代以降は地球温暖化対策の切り札として、
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植物性バイオディーゼル燃料の
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材料としても脚光を浴びている。 』 |