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『 ツリフネソウ科 : ツリフネソウ属。
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学名:「 Impatiens balsamina 」。
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東南アジア原産の一年草。
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本来は草丈が60cmくらいになる。
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茎は直立して葉は互生し、
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花は葉腋に2〜3花ずつ付き、左右相称で夏に咲く。
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花弁とがくは各5枚で、下のがく片の後ろに距がある。
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本来の花の色は赤だが、
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園芸品種の花には赤や白、ピンク、紫のものがあり、
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また、赤や紫と白の絞り咲きもある。
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現在の園芸種は、大半が椿咲きと呼ばれる八重咲きである。
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また、距のないものもある。
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果実は刮ハ(さくか)で、
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熟すと果皮の内外の細胞の膨圧の差によって
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弾性の力を蓄積し、弾けて種を遠くに飛ばす。
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自然に弾ける寸前となった果実は
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指で触るなどの些細な刺激でも容易に弾ける。
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属名「 Impatiens(ラテン語で
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「我慢できない」の意)」もこのことによる。
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学校教育では、茎の柔らかさを利用し、茎の断面の観察や、
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赤インクを吸い上げさせて導管の観察などに利用した。
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赤い花は昔から女の子が爪を染めるのに使ったため、
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ツマクレナイ、ツマベニ(爪紅)の名もある。
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韓国では、爪にホウセンカの汁を塗り、
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初雪まで色が残っていたら恋が実ると言う伝承がある。
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(韓国映画「百万長者の初恋」参照) 』 |