オケラ(朮)



「オケラ(朮)」


他のオケラ属に比べると開花は遅れるようです。





オケラ画像1

2010.09.26 「東京都薬用植物園」

オケラ画像2

2010.09.26 「東京都薬用植物園」



オケラ画像3

2010.10.03 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 キク科 : オケラ属。
学名:「 Atractylodes japonica 」。
古名は「ウケラ(宇家良)」。
「万葉集」にも詠まれている。

雌雄異株。
本州〜九州、朝鮮半島、中国東北部の
草原や林道のような明るい場所に分布している。
高さは50〜100cm。
花は白〜ごくうすい紅色で、アザミに似て
筒状花だけの房状の頭状花序となる。
花期は9〜10月頃。
葉は茎の下部では奇数羽状複葉になる。
花序の下側につく苞葉も羽状。
また中国原産の近縁種で、栽培されるものに
オオバナオケラホソバオケラなどがある。

本種またはオオバナオケラの根茎は
白朮(ビャクジュツ)と称する生薬である。
基原により白朮を区別する場合は、
本種のものを和白朮、
オオバナオケラのものを唐白朮という。
白朮は芳香性の精油を含み、健胃用などに用いられる。
四君子湯、健脾湯などの漢方方剤に使われる。
また屠蘇散にも白朮が用いられる。
なお、古くはホソバオケラなどの根茎
(現在の蒼朮(ソウジュツ))の皮を剥いだものを
白朮とも称していた。 』





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