【ネット検索から】 |
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『 シソ科 : ハッカ(メンタ)属。
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学名:「 Mentha arvensis var. piperascens 」。
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日本在来のシソ科ハッカ属の多年草でハーブの一種。
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植物学上では、
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ヨウシュハッカ( Mentha arvensis )の変種扱い。
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ヨウシュハッカよりやや葉が長く、
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萼筒の裂片が鋭く尖っていることから区別される。
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草丈50cm前後。
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長楕円形の葉が対生してつき、鋭い鋸歯がある。
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花期は8〜10月。
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葉腋に淡紫色の唇形花を輪生状に咲かせ、
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全体に芳香があり、ハッカ油の原料となる。
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清涼感がするのは爽快な香りや、
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多く含まれているメントールの性質
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(体中にある冷たさを感じる受容体を刺激したり、
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常温で昇華するため気化熱を奪ったりする)
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によるものです。
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「ハナハッカ(花薄荷)」
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シソ科 :ハナハッカ属 。
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学名:「 Origanum vulgare 」。
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ヨーロッパの地中海沿岸地方が原産。
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別名は「オレガノ ( Oregano )」。
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植物そのものよりも発する香りを
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「オレガノ」と呼称することが多い。
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高さは60cmから90cm。
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茎は柔らかく枝分かれしていてかつ毛深い。
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葉は概ね卵形。
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夏から秋にかけて、白、赤紫色の花を咲かせる。
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葉は、ほろ苦い清涼感があり、
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生もしくは乾燥させて香辛料として使われる。
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トマトやチーズと相性が良い。
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「イヌハッカ(犬薄荷)」
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シソ科 :イヌハッカ(ネペタ)属 。
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学名:「 Nepeta cataria 」。
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別名は「キャットニップ(英名 catnip より。)」、
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「チクマハッカ(長野県の筑摩より。)」、
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「西洋マタタビ」とも。
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原産地はヨーロッパから西アジア。
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肉料理の香り付けに用いたり、
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サラダに入れたり、ハーブティーにする。
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英名である" catnip "は「猫が噛む草」という意味であり、
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その名の通り、猫はこの草を好む。
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これはこの草の精油にネペタラクトンという
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猫を興奮させる物質が含まれているからである。
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「セイヨウハッカ(西洋薄荷)」
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シソ科 :ハッカ(メンタ)属 。
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学名:「 Mentha piperita 」。
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別名は「コショウハッカ」、「ペパーミント」。
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原産地はヨーロッパ大陸。
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全草にメントール( menthol )を含む。
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葉を摘み取って、乾燥させたものを使用する。
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菓子に広く使われ、またハーブティーにも用いられる。
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清涼感に加えて、抗アレルギー作用があることから、
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のど飴に良く使われている。
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スペアミントとウォーターミンの交配種とされている。
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「チリメンハッカ(縮緬薄荷)」
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シソ科 :ハッカ(メンタ)属 。
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学名:「 Mentha spicata var. crispa 」。
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別名、「カーリーミント」。
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スペアミントと呼ばれる植物の一種。
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オランダハッカの変種で葉っぱが縮れている。
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「ヤナギハッカ(柳薄荷)」
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シソ科 :ヤナギハッカ属 。
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学名:「 Hyssopus officinalis 」。
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別名、「ヒソップ」。
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地中海の東から中央アジアまで植生する半樹木。
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細長い葉がヤナギに似た形で、
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ハッカのような鋭い香気をもつために名づけられた。
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高さは40〜60cm。
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花色は青紫、ピンク、白など。
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魚・肉料理に用いる。
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「オランダハッカ(オランダ薄荷)」
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シソ科 :ハッカ(メンタ)属 。
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学名:「 Mentha spicata 」。
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別名、「ミドリハッカ」。
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日本には江戸時代にオランダから伝来したことから
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オランダハッカと呼ばれる。
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また全草が濃緑色であることからミドリハッカ。
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スペアミントと呼ばれる植物の一種だが
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単にスペアミントとも呼ばれる。
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Mentha spicata をミドリハッカとし、
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オランダハッカを var. crispa として
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区別する場合がある。
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また一説に、var. crispa を
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チリメンハッカ(英名 Curlymint )とする。
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「メグサハッカ(目草薄荷)」
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シソ科 :ハッカ(メンタ)属 。
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学名:「 Mentha pulegium 」。
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別名、「ペニーロイヤルミント」。
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ヨーロッパ、西アジア原産。
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ミント特有の香りがあり、ハーブとして利用される。
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耐寒性が強く、這地性で、
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地下茎で増えるため、株分けが容易である。
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