ネコヤナギ(猫柳)



「ネコヤナギ(猫柳)」


銀白色の毛を思わず撫ぜたくなります。

まだ、開花前です。


開花の画像を追加しました。


植物の素人の私には目からウロコのお話が。

「ネコヤナギ」には雄株・雌株があります。

で、この樹はどちらかな?と思っていたのですが。

うら若き職員さんから貴重な説明をもらいました。

「花に花粉があれば雄花、つまり雄株なんですよ。」って。

な〜るほど!

つまり、ここに掲載している画像は雄株なんだ。


う〜〜ん、雌株も見てみたいなあ。



ネコヤナギから突然変異でできたと考えられている

「クロメヤナギ(黒目柳、黒芽柳)」の画像を追加しました。

栽培品で雄株のみが知られています。

正式名は「クロヤナギ(黒柳)」かも?





ネコヤナギ画像1

2011.02.20 「東京都薬用植物園」

ネコヤナギ画像2

2011.02.20 「東京都薬用植物園」



ネコヤナギ画像3

2011.02.20 「東京都薬用植物園」



ネコヤナギ画像4

2011.03.18 「東京都薬用植物園」

ネコヤナギ画像5

2011.03.18 「東京都薬用植物園」






ネコヤナギ画像1

2016.02.26 「東京都薬用植物園」
桃色ネコヤナギ

ネコヤナギ画像2

2016.03.06 「東京都薬用植物園」
桃色ネコヤナギ



ネコヤナギ画像2

2016.03.06 「東京都薬用植物園」
桃色ネコヤナギ






ネコヤナギ画像1

2014.04.20 「東京都薬用植物園」
クロメヤナギ

ネコヤナギ画像2

2014.04.20 「東京都薬用植物園」
クロメヤナギ





【ネット検索から】

『 ヤナギ科 : ヤナギ属 。
学名:「 Salix gracilistyla 」。
他のヤナギ類の開花よりも
一足早く花を咲かせることから、
春の訪れを告げる植物とみなされる。
銀白色の毛で目立つ花穂が特徴的であり、
「ネコヤナギ」の和名はこれをネコの尾に
見立てたことによる。

高さは3mほどの落葉低木。
葉は細い楕円形でつやがない。
花期は3〜4月。
雌雄異株で、
雄株と雌株がそれぞれ雄花と雌花を咲かす。
初夏には綿毛につつまれた種子を飛ばす。

山間部の渓流から町中の小川まで、
広く川辺に自生する。
ネコヤナギの樹液はカブトムシやクワガタムシ、
カナブン、スズメバチの好物である。


「クロメヤナギ(黒目柳、黒芽柳)」
ネコヤナギの突然変異と見られる
「クロヤナギ(黒柳)」は雄株しかないが、
若い枝は濃い赤、苞は全体が黒色で
ふちに長い毛が散生するほかは両面に毛はない。
苞が落ちるまで花穂全体が黒色に見え、
枝の赤と苞の黒の対照が美しい。
生け花では「クロメヤナギ」と呼んで使う。  』




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