ヒメカンスゲ(姫寒菅)



「ヒメカンスゲ(姫寒菅)」


花の時期としては、ちょっと遅かったようです。





ヒメカンスゲ画像1

2011.04.06 「東京都薬用植物園」

ヒメカンスゲ画像2

2011.04.06 「東京都薬用植物園」
上部が雄花、下部が雌花





【ネット検索から】

『 カヤツリグサ科 :スゲ属 。
学名:「 Carex conica 」。
スゲとしては小柄で、
山間ではごく普通に見られる多年生草本。

葉は堅くて細長く、
巾は2〜4mm、深緑でつやがある。
縁はかなりざらつく。
常緑性。少数株が集まり、
地下か地表に匍匐茎を出す。
根元の鞘は紫に色づく。

花茎は高さは10〜40cm。
先端の頂小穂は雄小穂で、
黒褐色から褐色でやや太い楕円形。
その下には互いに離れて数個の雌小穂が出る。
その基部にある苞は鞘状で、
先端部は針状にとがる。
鞘は紫っぽく色づく例が多い。
雌小穂は細長い線形で、
下部のものははっきりした柄があり、
斜め上に向いて出る。
小花はややまばらにつく。

果胞は倒卵状楕円形で
先端は短い嘴となり、やや反り返る。
鱗片は紫褐色で果胞より少し短い。

3〜4月、他のスゲ類よりも早くに花が咲く。
イネ科やカヤツリグサ科の植物では、
小さい花(小花)がまとまって
集団となっているのが普通で、
このような小花の集団を
小穂(しょうすい)とよびます。
茎の先端の小穂は、雄小穂で、
雄花ばかりの集団です。
雄小穂の下にあるのは雌小穂で、
雌花だけの集団です。 』




「季節の花・日常」に戻る 「花一覧」に戻る
inserted by FC2 system