インドボダイジュ(印度菩提樹)



「インドボダイジュ(印度菩提樹)」


葉っぱだけですが、掲載します。

果実は見たことがありません。


「ベンガルボダイジュ(ベンガル菩提樹)」も一緒に掲載します。

この樹木1本で、森が出来るそうです。

仏教ではなく、ヒンドゥー教の聖樹です。





インドボダイジュ画像1

2011.04.19 「東京都薬用植物園」
インドボダイジュ

インドボダイジュ画像2

2011.04.19 「東京都薬用植物園」
インドボダイジュ






ベンガルボダイジュ画像1

2011.07.17 「東京都薬用植物園」
ベンガルボダイジュ

ベンガルボダイジュ画像2

2011.07.17 「東京都薬用植物園」
ベンガルボダイジュ





【ネット検索から】

『 クワ科 :イチジク(フィクス)属 。
学名:「 Ficus religiosa 」。
別名は、「テンジクボダイジュ(天竺菩提樹)」。
無憂樹(ムユウジュ)、沙羅双樹(サラソウジュ)と並び
仏教三大聖樹(仏教三霊樹)の一つ。

各地の仏教寺院では本種の代用として
シナノキ科の「 ボダイジュ」がよく植えられている。
そのため「ボダイジュ」が「菩提樹」であるかのように
誤解されることが多いが、
本種が仏教聖樹の「菩提樹」である。
中国原産のシナノキ科の「ボダイジュ」は、
日本へは、臨済宗の開祖栄西が
中国から持ち帰ったと伝えられている。
中国では熱帯産の「インドボタイジュ」が
生育には適さないため、葉の形が似ている
シナノキ科の「ボダイジュ」を菩提樹としたと言われる。
従って、本来の菩提樹が「印度菩提樹」となった。

熱帯地方では高さ20m以上に生長する常緑高木。
葉の長さは15〜20cmで、先端が長く伸びるのが特徴。
他のイチジク属と同様、絞め殺しの木となることがある。
(鳥に運ばれた種子がほかの木の上で発芽し、
たくさんの気根を伸ばして宿主をがんじがらめにし、
やがて宿主を枯らしてしまうから)
葉の付け根に二つずつ、
小型のイチジクといった趣の隠頭花序を付けます。

耐寒性が弱く、元来は日本で育てるには
温室が必要であるが、近年では地球温暖化の影響で、
関東以南の温暖な地域では路地植えで越冬できたり、
または鉢植えの観葉植物として出回っている。
但し、落葉するようです。


仏教三大聖樹
無憂樹 (マメ科):釈迦が生まれた所にあった木
・印度菩提樹 (クワ科):釈迦が悟りを開いた所にあった木
沙羅双樹 (フタバガキ科):釈迦が亡くなった所にあった木


「ベンガルボダイジュ(ベンガル菩提樹)」
クワ科 :イチジク(フィクス)属 。
学名:「 Ficus benghalensis 」。
別名は、「バンヤンジュ(バンヤン樹)」。
熱帯アジア原産の常緑高木。
典型的な絞め殺し植物、
つまり他の樹木に巻きついて枯らしてしまう
植物である熱帯性イチジク類のひとつで、
熱帯地方では30mにもなり
枝が広く横に張り出すので、
緑陰樹として栽培される。
イチジクに似た赤い果実は食用にもなる。
ヒンドゥー教の聖樹。 』




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