ドクウツギ(毒空木)



「ドクウツギ(毒空木)」


何年も見ていますが、花も果実も初めてです。

従って、垂れ下がっている花序が雄花なのか雌花なのかは不明です。


確認したところ、雄花序とのことです。

また、人が大勢来られ、誤ってお子さんが食べてはいけないので、

わざと発育不良状態にしているとのことでした。

それと、色づいた頃には取ってしまうそうです。

普通の状態にすると、たわわに実るんですって。


普通の状態の画像を追加しました。

人目につかない場所だったので、目一杯のズームでの撮影です。


小石川植物園からの画像を追加しました。

ちょっとビックリ!!

普通に植えられていました。



ユキノシタ(アジサイ)科の「 ウツギ」はこちらから。





ドクウツギ画像1

2011.05.12 「東京都薬用植物園」

ドクウツギ画像2

2011.05.15 「東京都薬用植物園」



ドクウツギ画像3

2011.05.12 「東京都薬用植物園」
果実と雄花序



ドクウツギ画像3

2014.04.17 「東京都薬用植物園」
雌花序



ドクウツギ画像3

2014.04.17 「東京都薬用植物園」
雄花序



ドクウツギ画像3

2011.05.16 「東京都薬用植物園」
目立つ3主脈



ドクウツギ画像3

2011.05.21 「東京都薬用植物園」



ドクウツギ画像1

2013.05.25 「小石川植物園」

ドクウツギ画像2

2013.05.25 「小石川植物園」



ドクウツギ画像3

2015.06.16 「東京都薬用植物園」
見た目は綺麗なんですが





【ネット検索から】

『 ドクウツギ科 :ドクウツギ属 。
学名:「 Coriaria japonica 」。
トリカブトドクゼリと並んで
日本三大有毒植物の一つとされる。
近畿地方以北の本州と北海道に分布する
日本固有の在来種です。

山地に自生する落葉低木で
高さ1.5m位になります。
小枝は四角形をしており、中は空洞。
葉は2列対生し15〜18対が付きます。
葉の表面は光沢があり、3主脈が目立つ。

花期は4〜5月。
雌雄同株で、若い枝の付け根(葉腋)から
黄緑色の単性花を総状花序に多数付けます。
雄花の花序は約5cmで
雄しべ10個があり、葯は黄色。
雌花の花序は約10cmで
雌しべ5個と子房5個があり、葯は赤色。
萼片と花弁は共に5枚。

実は約1cm程度であり、初めは赤く、
熟すと黒紫色になる。
コリアミルチン、ツチンなどの
有毒成分を含む全草、特に果実が 有毒

ドクウツギの仲間は、世界の10カ所ほどの
地域に隔離分布をすることで有名です。
白亜紀当時の赤道(今の赤道とは60度ほどの
傾きがある)に沿って分布しているとか、
大陸移動の結果であるとか、
そのほかいくつかの仮説がありますが、
隔離分布の謎は、未だ解けておりません。 』




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