シオデ(牛尾菜)



「シオデ(牛尾菜)」


林地の中で雑草として生えていました。

アイヌ語に由来する名前ということで、漢字には別の意味が。

つる科の植物で牛のしっぽに似ているので付いたらしい。

画像は雄花です。

雌花は見つかりませんでした。


果実の画像を追加しました。

てっきり「サルトリイバラ」だとばかり思っていました。

黒っぽい果実なので、「ヤマガシュウ(山何首烏)」と迷いましたが、

茎にとげが無いようなので「シオデ」としました。


念願の雌花の画像を追加しました。



同属の「 サルトリイバラ」はこちらから。





シオデ画像1

2011.06.18 「東京都薬用植物園」
雄株

シオデ画像2

2011.06.18 「東京都薬用植物園」
雄株



シオデ画像1

2011.06.21 「東京都薬用植物園」
雄花

シオデ画像2

2011.06.21 「東京都薬用植物園」
雄花



シオデ画像3

2011.06.18 「東京都薬用植物園」
雄花



シオデ画像4

2011.06.18 「東京都薬用植物園」
雄花



シオデ画像4

2014.06.17 「東京都薬用植物園」
雌花



ヤマガシュウ画像1

2011.07.12 「東京都薬用植物園」

ヤマガシュウ画像2

2011.07.12 「東京都薬用植物園」



ヤマガシュウ画像1

2011.11.04 「東京都薬用植物園」

ヤマガシュウ画像2

2011.11.04 「東京都薬用植物園」



ヤマガシュウ画像1

2011.11.04 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 ユリ(サルトリイバラ)科 :シオデ属 。
サルトリイバラ属とも呼ばれる。
学名:「 Smilax riparia 」。
北海道〜九州の山野に生える多年草。
雌雄異株。
茎はつる状に長く伸びる。
葉は互生し、長さ5〜15cmの卵状長楕円形で
5〜7脈があり、やや厚くて光沢がある。
葉柄は長さ1〜2.5cmで、基部に托葉の変形した
巻ひげがあり、これで絡みつく。

花期は7〜8月。
葉腋から散形花序をだし、
淡黄緑色の小さな花をつける。
雄花の花被片は長さ4〜5mmの披針形。
雌花の花被片は長楕円形でやや小さい。
液果は直径約1cmの球形で黒く熟す。

5〜6月頃の葉が開く前の若芽を、
ゆでておひたし、酢の物、和え物に。
また、天ぷらや、バター炒めなどにして
春の味を楽しむことができる。
群生せずポツリポツリと生えているため、
山形では「山菜の王」と呼ばれているそうです。
姿同様、味もアスパラガスに似ているため
「山のアスパラガス」とも呼ばれています。


よく似た「タチシオデ」との相違点としては、
シオデの方は発芽するとすぐにつる性となる、
葉の裏は黄緑色で光沢がある、
開花時期が異なる
(タチシオデは5〜6月、シオデは7〜8月)、
タチシオデの花被片は反転しない、
タチシオデの雄しべの葯は長楕円形なのに対し
シオデは線形である、
シオデの小果は先がとがらず丸いなどがある。 』




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