バンウコン(蕃鬱金)



「バンウコン(蕃鬱金)」


温室からです。

本来なら、この植物が「サンナ」と呼ばれていたのですね。



同じショウガ科の「 ウコン (秋ウコン、ターメリック)」、

キョウオウ (春ウコン) 」、「 ガジュツ(紫ウコン、夏ウコン)」はこちらから。





バンウコン画像1

2011.08.28 「東京都薬用植物園」

バンウコン画像2

2011.08.28 「東京都薬用植物園」



バンウコン画像1

2011.08.28 「東京都薬用植物園」

バンウコン画像2

2011.08.30 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 ショウガ科 :バンウコン属 。
学名:「 Kaempferia galanga 」。
別名は、「カチュールスガンディ」。
インド原産の多年草。
草丈は10cmほどで、
地に這うように長さ7〜12cmの葉が出ます。
白い花は朝のうちだけ咲き、
午後には萎んでしまいます。

全体にショウガに似た芳香と辛味があり、
東南アジアでは根茎を調味料として利用したり、
カレーの香辛料として利用します。

根茎は薬用としても用いられています。
生薬名で「山奈(さんな)」とよばれ、
日本へは江戸時代に渡来しました。
当時は芳香性健胃薬などに利用されたようです。
しかしながら、当時の人は
この生薬・山奈の起源の植物を間違え、
同じインド原産の「 Hedychium spicatum 」という植物に
「サンナ」という和名をつけました。
生薬「山奈」の起源植物は
「バンウコン( Kaempferia galanga )」であり、
和名で「 サンナ」とよばれる
植物( Hedychium spicatum )ではありません。 』




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