オオモクゲンジ(大木欒子)



「オオモクゲンジ(大木欒子)」


3年目にしてやっと花の撮影できました。

はるか頭上で咲くので、いつも気付くのが遅かったのです。

花色は確かに黄金色が似合います。

まだ咲き始めなのか、落下している花びらの数は少なめでした。

葉の画像は直ぐ近くに育っている実生苗からです。


形状はちょっと違いますが、果実の様子は

同じムクロジ科の「 フウセンカズラ」に似ています。

同じムクロジ科の「 ムクロジ」はこちらから。


別の場所にて若樹を発見。

果実の画像を追加しました。





オオモクゲンジ画像1

2017.09.05 「東京都薬用植物園」

オオモクゲンジ画像2

2017.09.05 「東京都薬用植物園」



オオモクゲンジ画像1

2013.09.11 「東京都薬用植物園」

オオモクゲンジ画像2

2013.09.13 「東京都薬用植物園」



オオモクゲンジ画像1

2017.09.03 「東京都薬用植物園」
中央のこちら向きが雌花かな?



オオモクゲンジ画像1

2017.09.05 「東京都薬用植物園」
雌花
雄花に比べ小ぶりです



オオモクゲンジ画像1

2017.09.09 「東京都薬用植物園」
落下した雌花



オオモクゲンジ画像1

2017.09.03 「東京都薬用植物園」



オオモクゲンジ画像1

2017.09.03 「東京都薬用植物園」
雄花
花は、雌しべのない「雄花」と
雌しべがあって雄しべが不完全な「雌花」とが
同じ花序に付く「雑居性」。
花弁の長さは 7mm程度。
反り返って咲く4枚の花弁の基部に
「付属体」と呼ばれる突起があり、
それが朱色をしている。



オオモクゲンジ画像1

2011.09.19 「東京都薬用植物園」
落下した雄花

オオモクゲンジ画像2

2011.09.19 「東京都薬用植物園」
落下した雄花



オオモクゲンジ画像1

2011.09.10 「東京都薬用植物園」

オオモクゲンジ画像2

2011.09.10 「東京都薬用植物園」



オオモクゲンジ画像1

2017.09.14 「東京都薬用植物園」

オオモクゲンジ画像2

2017.09.14 「東京都薬用植物園」



オオモクゲンジ画像1

2017.09.20 「東京都薬用植物園」

オオモクゲンジ画像2

2013.10.23 「東京都薬用植物園」



オオモクゲンジ画像1

2013.11.06 「東京都薬用植物園」



オオモクゲンジ画像1

2013.10.23 「東京都薬用植物園」

オオモクゲンジ画像2

2013.10.23 「東京都薬用植物園」






雌花3種類



オオモクゲンジ画像1

2017.09.10 「東京都薬用植物園」
雄しべが退化している普通の雌花



オオモクゲンジ画像1

2017.09.10 「東京都薬用植物園」
雄しべが退化していない(?)雌花



オオモクゲンジ画像1

2017.09.10 「東京都薬用植物園」
一見雄花に見える両性花もどき





【ネット検索から】

『 ムクロジ科 :モクゲンジ属 。
学名:「 Koelreuteria integrifoliola 」。
別名、「マルバノモクゲンジ」、
「フクロミモクゲンジ(袋実木欒子)」。
「大」は、「モクゲンジ」より葉が大きいため。
英語名は「 Golden-rain tree 」。

高さ20mにもなる落葉高木で中国原産。
葉は互生、2回羽状複葉。
稚樹の時は小葉に鋸歯があるが、
成木になると全縁になります。

9月の初め、円錐花序に
黄金色の小さな花を密につける。
(同じムクロジ科の「モクゲンジ」は、
7月に開花する。)
10〜11月、枝先に、円錐花序に
淡紅色の袋状の実がたくさんなる。
3枚の葉が葉脈をくっつけあったような
形をしていて、各々の葉状の面の中央に実をつける。
球形の果実は数珠に使われる。

子房は3つあり、
それぞれに2つの胚珠(種子のもと)があるそうだが、
通常できる種子はひとつずつ。 』




「季節の花・日常」に戻る 「花一覧」に戻る
inserted by FC2 system