カイソウ（海葱）

カイソウ（海葱）

「カイソウ（海葱）」

『重さが２kgにもなる巨大な鱗茎（タマネギのようなもの）をもっています。

英語で "sea onion" と呼ばれ、和名も「海のネギ（海葱）」となっています。

葉が枯れた後、高さ２ｍ近くになる花茎を伸ばし、

白色の花を多数総状につけます。

紀元前からエジプトやギリシャでは薬用植物として利用されてきました。』

以上は、日本新薬さんの「ハーブの館」からです。

２００９年の画像では７月に花茎が伸びたせいか、

まだ葉っぱがかなり残っています。

果実と葉が生えてきた画像を追加しました。

ヒガンバナと同じですね。

カイソウ画像１

2009.07.18 「東京都薬用植物園」

カイソウ画像２

2009.07.18 「東京都薬用植物園」

カイソウ画像１

2011.08.30 「東京都薬用植物園」

カイソウ画像２

2011.08.30 「東京都薬用植物園」

カイソウ画像１

2011.09.06 「東京都薬用植物園」

カイソウ画像２

2011.09.10 「東京都薬用植物園」

カイソウ画像１

2011.09.13 「東京都薬用植物園」

カイソウ画像１

2011.09.10 「東京都薬用植物園」

カイソウ画像１

2014.08.05 「東京都薬用植物園」

カイソウ画像１

2014.08.05 「東京都薬用植物園」

カイソウ画像１

2014.08.05 「東京都薬用植物園」

カイソウ画像１

2011.10.07 「東京都薬用植物園」
果実

カイソウ画像２

2011.11.05 「東京都薬用植物園」
葉が生えてきました

【大植物図鑑から】

牧野富太郎のライバル村越三千男が著作した植物図鑑

『ユリ科　：カイソウ（ウルギネア）属。

学名：「 Urginea maritima 」。

歐洲地中海附近に自生する多年生草本にして

地下に大なる鱗莖を有し、葉は卵圓形なり。

夏日葉叢の間より花莖を抽出し高さ三尺餘に達し

頂に白色の小花を總状に開く。

【藥】　本植物の根莖は海葱と稱し藥用に供す。

即ち八月頃落花後に根を採掘して

外皮及び中心の柔軟なる部分を除き

其の他の部を截斷乾燥して貯藏す。

主として利尿劑に用ひ、海葱醋、海葱蜜、

海葱丁幾、海葱「エキス」等として用ゆ。』

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