トコン(吐根)
「トコン(吐根) 」
温室からです。
「吐かせる根」って意味なんですね。
花の画像の手前が茶色なのは、一日花だからです。
2011.09.15 「東京都薬用植物園」
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2011.09.15 「東京都薬用植物園」
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2013.09.07 「東京都薬用植物園」
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【ネット検索から】 |
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『 アカネ科 :ボチョウジ属 。 |
学名:「 Carapichea ipecacuanha 」。
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かつてはケファエリス属
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(トコン属 Cephaelis )に
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分類されていたこともあり、
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学名が「 Cephaelis ipecacuanha 」と
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表記されることもある。
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ブラジルが原産地。
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高さは約10〜20cmほどの小低木で、
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地中を這って太い側根を張る。
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(多年草の表記もある。)
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茎には四稜があり、短毛を生じる。
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葉は革質、楕円形もしくは卵形で対生する。
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花は白色で小さく、
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先端が五つに分かれた筒状花で、
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大形の総苞の上に密集して咲く。
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朝方咲くと夕方にはしぼんでしまう。
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花後はエンドウ大の果実を結ぶ。
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この果実は未熟のときは紅色だが、
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熟すと紫色に変色する。
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根には催吐作用のあるケファエリン、
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エメチンなどのアルカロイドが含まれている。
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特にエメチンはアメーバ赤痢に効果があり、
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ブラジルでも古くから根を乾燥させたものを
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民間薬として使ってきた。
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根を乾燥させたものを生薬「吐根」といい、
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日本薬局方にも記載されている。
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去痰、催吐、緩下作用がある。 』 |