シャカトウ(釈迦頭)



「シャカトウ(釈迦頭)」


温室からです。

果実の画像になります。

漢字表記だと名前の意味が良くわかります。



熟すのを楽しみにしていたら、いつの間にか無くなっていました。

代わりに、監視カメラの設置の案内が・・・・・



花の画像を追加しました。

果実が出来、熟しますように。


2013年は結実を諦めていましたが

なんと、なんと、最後の最後で結実したようです。

ただ、大きさは2cmほどなので、果実とは言えないかも。

結局、途中で落ちてしまいました。残念。




花弁は6枚と記載しましたが、3枚かもしれません。

一部3枚との検索結果がありましたし、

画像では3枚しか写っていません。

またどうやら3〜4日花のようです。

下の『参考』にあるように、

1日目はちょい開いて雌しべ先熟、

2日目が半分開いて雄しべが成熟、

3〜4日目には受粉しなければ枯れるようです。


詳細が判明しましたらまた記載します。



「花弁の枚数」の結論が出ました。

花弁は3枚です。

6枚は誤りでした。(2013.08.02)



同じバンレイシ属の「 チェリモヤ」はこちらから。



『参考』

バンレイシは両性花なのにもかかわらず

雌しべが雄しべよりも先に成熟してしまうので、

花粉が出てくる頃には

すでに雌しべの機能が失われてしまっている。

従って、花が半開きの時に

先に咲いた花の花粉を取っておいて、

後から咲いた花の雌しべに付けるという作業が必要。





シャカトウ画像1

2012.10.10 「東京都薬用植物園」

シャカトウ画像2

2012.10.10 「東京都薬用植物園」



シャカトウ画像1

2013.07.17 「東京都薬用植物園」

シャカトウ画像2

2013.07.17 「東京都薬用植物園」



シャカトウ画像1

2013.08.01 「東京都薬用植物園」
花びらが3枚としか思えないが






シャカトウ画像1

2013.07.23 「東京都薬用植物園」
花が咲いて1日目(おそらく)



シャカトウ画像1

2013.07.31 「東京都薬用植物園」
花が咲いて2日目(おそらく)
後ろは17日に咲いていた花

シャカトウ画像2

2013.08.01 「東京都薬用植物園」
花が咲いて3日目(おそらく)



シャカトウ画像1

2014.01.18 「東京都薬用植物園」
1個だけ結実しました
が、大きくならず落下してしまいました



シャカトウ画像1

2014.07.29 「東京都薬用植物園」
これは大きくなりそうだ






「シャカトウ(釈迦頭)の果実」(2019.12.02)


画像を頂きました。


ようやく自然落下しました。

さすがに熱帯地方ではなく温室なので本来の大きさに比べると

ひと廻りもふた廻りも小さいようです。

種子の大きさはあまり違いがなく

周りの白い果肉が少ないようです。

味・食感も本場産に比べると落ちるようですが、

それなりに甘かったとのことです。



シャカトウ画像1

2019.12.02 「東京都薬用植物園」



シャカトウ画像1

2019.12.02 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 バンレイシ科 :バンレイシ属 。
学名:「 Annona squamosa 」。
別名:「バンレイシ」。
英語名:「 sugar apple 」。
原産地は熱帯アメリカ。

高さ5〜6mになる半常緑低木。
開花は、5〜8月。
花は黄緑色の両性花で雌しべ先熟。
1花房に1〜3花を着生する。
萼片は3枚、花弁も3枚。
花には多数の雌しべがあり、
ひとつの果実に見える集合果をつけます。
果実は8〜10cmくらいの大きさです。

外形が釈迦(仏像)の頭に似るので
「シャカトウ」の名がついています。 』




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