セキショウ(石菖)
「セキショウ(石菖)」
残念ながら花の時期は過ぎたようです。
薬用植物園にもあるのですが、遠くに植えられています。
同じショウブ属の
「
ショウブ」はこちらから。
名前が似ているアヤメ科の
「
ニワゼキショウ」はこちらから。
2013.05.25 「小石川植物園」
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2013.05.25 「小石川植物園」
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【ネット検索から】 |
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『 サトイモ(ショウブ)科 :ショウブ属 。 |
学名:「 Acorus gramineus 」。
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岩に着生して生長し、
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形態がショウブに似ていることから、
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石の菖蒲(しょうぶ)で
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石菖(せきしょう)の名前がつきました。
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ショウブより小型。
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ショウブの葉には中央に葉脈(ようみゃく)があり、
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葉の長さも50〜80cmで長く、
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花穂(かすい)も太く短いので区別ができます。
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日本全土の谷川の淵(ふち)などに群れて
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自生する小型の常緑多年草。
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茎からは先の尖った線形葉を多数根生する。
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葉の長さは最大約30cm。
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セキショウの葉には、
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ショウブのような中央の筋(中肋)が無い。
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元の方では内側の葉を抱いているが、
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上部ではそのまま閉じた状態なので、
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葉の両側共裏面ということになる。
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合着しているので開くことはできない。
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花は淡黄色の肉穂花序で、
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春から初夏にかけて開花する。
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果実は、緑色卵円形をしています。
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中国名を、石菖蒲(せきしょうぶ)といい、
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漢方では鎮痛、鎮静、健胃(けんい)薬として
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胃痛、腹痛、てんかん、リューマチ、
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瘍腫(ようしゅ)などに用いられています。
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5月の子供の節句の日に、
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ショウブ湯をたてる習慣がありますが、
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古くはセキショウの葉を浴剤として用いていた。 』 |