【ネット検索から】 |
|
「イシミカワ」
|
タデ科 :イヌタデ(タデ)属 。 |
学名:「 Persicaria perfoliata 」。
|
和名には「石見川」・「石実皮」・「石膠」の字が当てられ、
|
それぞれの謂われが伝えられるが、
|
いずれが本来の語源かはっきりしない。
|
種皮が堅いことから石実皮であろうといわれるなど。
|
|
葉は互生し、三角形で先が鈍くとがり、
|
薄質で緑白色、長さ3〜6cm、
|
葉柄は長く逆向きの刺があり葉身に楯(たて)状につく。
|
托葉(たくよう)も楯形。
|
|
葉は三角形で茎や葉柄に刺が多く、
|
この点ママコノシリヌグイとよく似ているが、
|
葉柄がイシミカワでは葉の裏面に楯状につくのに対して、
|
ママコノシリヌグイでは葉の基部につく。
|
|
6〜10月に薄緑色の花が短穂状に咲く。
|
花被(かひ)は緑白色、長さ3mmで5中裂し、
|
裂片は広楕円(こうだえん)形。
|
花後につく5mmほどの果実は熟して鮮やかな藍色となり、
|
丸い皿状の苞葉に盛られたような外観となる。
|
この藍色に見えるのは実際には厚みを増し、
|
多肉化した萼で、それに包まれて、
|
中にはつやのある黒色の固い痩果がある。
|
|
|
|
「ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)」
|
タデ科 :イヌタデ(タデ)属 。 |
学名:「 Persicaria senticosa 」。
|
「トゲソバ(棘蕎麦)」の別名がある1年草。
|
和名は、この草の棘だらけの茎や葉から、
|
憎い継子の尻をこの草で拭く
|
という想像から来ている。
|
韓国では「嫁の尻拭き草」と呼ばれる。
|
|
他の草木などに寄りかかりながら
|
蔓性の枝を伸ばし、よく分岐して、
|
しばしば藪状になる。
|
蔓の長さは1〜2m。
|
茎は赤みを帯びた部分が多く、四稜があり、
|
稜に沿って逆向きの鋭い棘が並んでいる。
|
|
柄のある三角形の葉が互生し、
|
さらに茎を托葉が囲む。
|
葉柄と葉の裏にも棘がある。
|
|
5〜10月ごろ、枝先に10個ほどの花が集まって咲く。
|
花は花被の基部が白色で、先端が桃色。
|
花後には黒色の痩果がつく。 』 |