タシロイモ(田代芋)



「タシロイモ(田代芋)」


温室からです。

画像は「タシロイモ」ですが、本種の学名は残念ながら不明です。

まだ蕾だと思われます。

咲いたら、どんな感じになるのでしょうか?



「クロバナタシロイモ (T. chantrieri) 」は、

「ブラックキャット」、「バットフラワー」などの名

(黒い苞葉とひげ状突起が、黒猫やコウモリを思わせることから)で

観賞用に栽培される。

ただし、葉の様子もちょっと違うみたいなので

種類は異なるようです。




6月23日から毎日観察していました。

7月17日、ようやく変化が。

が、これがどの状態なのか不明です。

まだ様子見が続きそうです。





タシロイモ画像1

2015.06.23 「東京都薬用植物園」



タシロイモ画像1

2015.06.25 「東京都薬用植物園」



タシロイモ画像1

2015.06.23 「東京都薬用植物園」



タシロイモ画像1

2015.06.23 「東京都薬用植物園」



タシロイモ画像1

2015.06.28 「東京都薬用植物園」
花柄が伸びてきました



タシロイモ画像1

2015.07.17 「東京都薬用植物園」

タシロイモ画像2

2015.07.17 「東京都薬用植物園」
どうやら花後のようです



タシロイモ画像1

2016.12.02 「東京都薬用植物園」
果実



タシロイモ画像1

2016.12.02 「東京都薬用植物園」
種子
納豆みたいに糸を引きます






蕾の顕微鏡写真を入手しました。

私は素人なので解説はできません。



タシロイモ画像1

2015.07.03 「蕾の顕微鏡写真」



タシロイモ画像1

2015.07.03 「蕾の顕微鏡写真」





【ネット検索から】

『 タシロイモ科 : タシロイモ属。
学名:「 Tacca leontopetaloides 」。
台湾から日本へ本植物を紹介した
植物学者、田代安定にちなみ命名された。

葉は円柱形の長さ30cm〜1mの長い葉柄を有し、
葉身は3裂しさらに各裂片は多裂して
コンニャク」の葉に似る。
花茎は葉よりも高く、
頂端に緑色あるいは帯暗紫色の大きな苞を数枚〜10枚つけ、
その内側に散状に花を多数つける。
花は3〜5cmの花柄を有し、
子房下位でらっぱ状になり、開花時には垂れ下がる。
長く伸びて目立つ糸状の器官は苞葉とも、
花のつかない花柄ともいわれる。
果実は液果。

一年のほとんどは休眠状態で、地面を這っている。
時期がくると新しい葉が地下の塊茎から生じる。
塊茎は硬くジャガイモに似ていて、
皮は茶色く、内部は白い。

塊茎は大量のデンプンを含むが、
苦みがあってそのままでは食用に適さないので、
すりつぶして何回も水洗し、精製したものを食用とする。
太平洋諸島の特に低地や環礁に住む人々の
貴重な栄養源になっていた。
タシロイモの塊茎は、ハワイの伝統的な薬として
胃痛の治療に使われることがある。

別名をポリネシアン・アロールート(Polynesian arrowroot)
または東インド・アロールート(east indian arrowroot)といい、
アフリカ西部から東南アジアを経て
オーストラリア北部までの範囲に自生している。
の初期の移住によって、太平洋諸島に意図的に持ち込まれた。 』





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