ビャクダン(白檀)



「ビャクダン(白檀)」


半寄生の熱帯性常緑樹。

爽やかな甘い芳香が特徴で香木として利用されます。


画像の右側が「ビャクダン」、左側は寄生されている樹木です。



花と果実の画像を追加しました。

花被片は黄緑色から桃色・紫褐色の順に変わるようです。



寄生されている樹木が判明しました。

「モクマオウ(木麻黄)」でした。

但し、種は不明です。





ビャクダン画像1

2015.07.15 「東京都薬用植物園」
右側が「ビャクダン」、左側は寄生されている樹木



ビャクダン画像1

2015.07.15 「東京都薬用植物園」

ビャクダン画像2

2015.07.15 「東京都薬用植物園」



ビャクダン画像1

2015.07.18 「東京都薬用植物園」

ビャクダン画像2

2015.07.18 「東京都薬用植物園」



ビャクダン画像1

2015.07.26 「東京都薬用植物園」

ビャクダン画像2

2015.07.26 「東京都薬用植物園」



ビャクダン画像1

2015.07.17 「東京都薬用植物園」



ビャクダン画像1

2015.07.17 「東京都薬用植物園」

ビャクダン画像2

2016.02.11 「東京都薬用植物園」






ビャクダン画像1

2015.07.15 「東京都薬用植物園」
右側が「ビャクダン」、左側は寄生されている樹木

ビャクダン画像2

2015.07.19 「東京都薬用植物園」
画面下側は雑草ではなく、モクマオウ



ビャクダン画像1

2015.07.15 「東京都薬用植物園」
モクマオウ

ビャクダン画像2

2015.07.19 「東京都薬用植物園」
右側の樹皮が白っぽい樹木は「ビャクダン」





【ネット検索から】

『 ビャクダン科 : ビャクダン属。
学名:「 Santalum album 」。
原産地はインドの常緑小高木。
栽培もされ、紀元前5世紀頃には
すでに高貴な香木として使われていた。
特にインドのマイソール地方で産する白檀が
最も高品質とされ、「老山白檀」という別称で呼ばれる。

初めは独立して生育するが、
後に吸盤で寄主の根に寄生する半寄生植物。
幼樹の頃はイネ科やアオイ科、
成長するにつれて寄生性も高まり、
タケ類やヤシ類などへと移り、
宿主となる植物は140種以上数えられる。
雌雄異株で周りに植物がないと生育しないことから
栽培は大変困難で、年々入手が難しくなっており、
インド政府によって伐採制限・輸出規制が掛けられている。

高さ3〜10m。
幹は直立して分枝し、葉は長卵形で先がとがる。
5月頃、小さな花が円錐状につき、
黄緑色から紫褐色に変わる。
花被片は4枚。
果実は丸く、紫黒色に熟す。

心材は黄褐色で香りも強く、
辺材になるほど白っぽく香りも少なくなる。
芳香は樹脂分ではなく、精油分に由来するため、
沈香とは違って熱を加えることをしなくても
十分に芳香を放つ。

白檀は、香木としてそのまま用いられるだけでなく、
蒸留して取られる白檀オイルの主成分サンタロールには、
殺菌作用、利尿作用の薬効成分があると言われ、
薬用にも広く利用される。


「栴檀は双葉より芳し」
白檀の中国名が「栴檀(センダン)」です。
この「栴檀」は「白檀」のことです。
白檀は発芽のころから香気を放つとされたことから、
大成する人は幼少のときから優れているというたとえ。
日本での栴檀」とは違うので注意が必要です。



「モクマオウ(木麻黄)」
モクマオウ科 : (モクマオウ)属。
学名:「 」。
モクマオウは被子植物で世界に50種以上ある。
属の数は1属から4属まで研究者によって異なる。
原産地はオーストラリアで、高さ20mにもなり
退化した葉が、小さな鱗片状になって、
小枝に輪生し、まるで トクサのように見えるが、
これは乾燥に適応するためである。
根にはフランキア属の放線菌が共生し窒素固定している。
花は単性。
雌花は無花被で苞に囲まれ、花序は球果状になる。
雄花も痕跡的な花被と雄蕊各1個しかなく、花序は尾状。 』





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