【ネット検索から】 |
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『 「オシダ」
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オシダ科 : オシダ属。
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学名:「 Dryopteris crassirhizoma 」。
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北海道・本州・四国に分布する
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夏緑性のやや大型のシダ植物。
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地下茎は持たず、根茎から放射状に
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長さ60〜120cmの葉を放射状に出す。
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胞子嚢群は上部の羽片につく。
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薬用植物として用いられ、
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日本薬局方には駆虫薬として記載されている。
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「ベニシダ(紅羊歯)」
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オシダ科 : オシダ属。
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学名:「 Dryopteris erythrosora 」。
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日本(本州以南)を含む東アジア南部に自生する。
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常緑性で、
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葉は長さ50cm前後、幅20cm前後の2回羽状複葉。
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若葉は赤いためにこの名があり、
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また若い胞子嚢も赤い。
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観賞用に栽培され、栽培品種も多数ある。
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「ゲジゲジシダ」
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ヒメシダ科 : ヒメシダ属。
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学名:「 Thelypteris decursivepinnata 」。
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(オシダ科・ホウライシダ科)
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関東以西の林縁や石垣などに生える。
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葉は長さ30〜60cmで、
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羽状に分裂した羽片が中軸に互生するようすが
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ゲジゲジを思わせる。
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「コウヤワラビ」
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オシダ科 : コウヤワラビ属。
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(イワテンダ科・メシダ科)
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学名:「 Onoclea sensibilis var. interrupta 」。
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独特の羽片の幅が広い栄養葉と
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球形の胞子嚢群を含む小羽片が
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数珠のように並ぶ胞子葉をつける。
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葉脈は網状脈である。
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葉が二形性であるが、
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栄養葉と胞子葉の発芽時期が異なり、
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胞子葉は8月下旬〜9月初旬頃に成長する。
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胞子葉が成長する前に、
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栄養葉が刈られてしまうと生きていけないため、
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胞子葉は栄養葉に変化する。
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しかし、元々は胞子葉のために準備された芽なので、
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完全な栄養葉の形にはならず、中途半端な形をする。
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本種を高野山の産と思って命名してしまったものという。
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実際には本種は高野山では見つからないし、
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正式には過去にも記録がない。
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「エビラシダ」
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オシダ(イワテンダ)科 : ウサギシダ属。
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学名:「 Gymnocarpium oyamense 」。
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葉の先に行くほど細くなる卵状三角形で、
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10〜20cmと葉は小さく、背丈も低い。
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根元の葉の葉身だけが後ろに曲がる独特の形をしている。
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「エビラ(箙)」とは矢を入れる筒のことで、
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葉柄を矢に見たて、
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矢がさしこんである箙に見たてたことから、
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名前がついたといわれている。
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