カニクサ(蟹草)



「カニクサ(蟹草)」


地上に出ているつるが何本かは不明ですが、

つる1本全体が、なんと1枚の葉だそうです。





カニクサ画像1

2017.12.21「東京都薬用植物園」
カニクサ
全体



カニクサ画像1

2017.12.21「東京都薬用植物園」
カニクサ
胞子嚢群を付ける葉の表



カニクサ画像1

2017.12.21「東京都薬用植物園」
カニクサ
胞子嚢群を付ける葉の裏



カニクサ画像1

2017.12.21「東京都薬用植物園」
カニクサ
栄養葉の表



カニクサ画像1

2017.12.21「東京都薬用植物園」
カニクサ
栄養葉の裏





【ネット検索から】

『 カニクサ(フサシダ)科 : カニクサ属 。
学名:「 Lygodium japonicum 」
シダ類では珍しい、巻き付く形のつる植物である。
別名の「ツルシノブ(蔓忍)」はこれに由来する。

長いつるを出して他物に巻き付いて登り、
羽状に分かれた葉をつけるように見えるが、
実はこのつるは茎ではなく、
本当の茎は地下にある。
つるになっているのは、実は一枚の葉である。
したがって、
つるに見えるのは葉の主軸で、
横に出る葉は羽片にすぎない。

しかしながら、
この葉の先端が無限成長するようになっており、
その点では茎と同じ機能を持つ。
長いものは2mを越える。
つるは丈夫で、
今でもカゴを編むときに使われている。

胞子嚢群を付ける葉は小さく分かれ、
裂片の先端側に胞子嚢群を付ける。
通常の栄養葉ははより大きく、
裂片は幅広く、あまり深くは分かれない。

漢方では胞子嚢を海金砂(かいきんしゃ)といい、
胞子や根茎を薬として用いる。   』




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