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『 シクンシ科 : モモタマナ属。
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学名:「 Terminalia catappa 」。
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別名は「コバテイシ」。
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太平洋諸島からインドにわたる熱帯域を中心に分布し、
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日本では琉球列島と小笠原に分布する。
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大きいものでは高さ25m、
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幹の径は1mにも達し、樹冠は平らに広がる。
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20cmを超える大きなへら状の葉を持ち、
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この葉は冬の終わりごろになると落葉する。
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落葉する前には、往々にして紅葉する。
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花期は5〜7月。
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穂状花序を葉腋に生じる。
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花序は長さ10〜20cmで、先端の方には雄性花を、
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基部の方には雌性花、あるいは両性花をつける。
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花は白くて径5mm、
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萼は鐘型で内側に星状毛が密生し、
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萼裂片5個は早くに脱落する。
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花弁はない。
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果実は熟すると長さ3〜6cmになり、
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やや扁平な楕円形で
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両側は稜となりモモの核に似る。
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果皮は繊維質で、内側の内果皮は硬く、
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海水に浮くことが出来る。
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この木は枝が横に広がり、上が平らな樹形になりやすい。
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これは上向きの枝があまり伸長せず、
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その前にその下から側方に伸びる枝が
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より発達するためである。
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その側枝が横に伸びてゆくために、
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平らに広がった枝振りが作られる。
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この様な茎の伸び方を「添伸型(てんしんけい)」と言うが、
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本種はこの型の成長をするものの代表的なものである。
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