【ネット検索から】 |
|
『 「キアゲハ(黄揚羽)」
|
アゲハチョウ科 :アゲハチョウ属。
|
学名「 Papilio machaon 」。
|
ナミアゲハとともに全国でよく見られるアゲハチョウである。
|
ナミアゲハとよく似ているが、
|
キアゲハは前翅のつけ根が黒ずんだ色彩で
|
塗りつぶされたようになっていて
|
ナミアゲハのような縞模様にはならない。
|
また、翅の中ほどは黒い線が細く、
|
和名どおり黄色みが強いので区別できる。
|
|
幼虫の食草はセリ、ハマウド、
|
シシウドなどのセリ科植物である。
|
葉だけではなく花序や若い果実をも好んで食べて育つ。
|
ニンジン、ミツバ、アシタバ、
|
パセリなどの野菜も食草となる。
|
|
幼虫は三齢まではナミアゲハと同様に
|
鳥の糞に似せた保護色をしているが、
|
四齢幼虫では白地に黄色と黒の斑点模様の警戒色となる。
|
五齢幼虫ではさらに黄緑と黒のしま模様に変化し、
|
黒いしまの部分にはオレンジ色の斑点が乗る。
|
|
|
「ナミアゲハ(並揚羽)」
|
アゲハチョウ科 :アゲハチョウ属。
|
学名「 Papilio xuthus 」。
|
単にアゲハ、またはアゲハチョウとも呼ばれる。
|
|
成虫の前翅長は4〜6cmほどで、
|
春に発生する個体(春型)は
|
夏に発生する個体(夏型)よりも小さい。
|
翅は黒地に黄白色の斑紋や線が多数入る。
|
さらに後翅には水色や橙色の斑紋もあり、
|
尾状突起の内側には橙色の円形の斑点がある。
|
この橙色の斑点は目玉模様(眼状紋)としての役割をもち、
|
鳥などから頭を守る役割があると考えられている。
|
|
外見はキアゲハによく似ているが、
|
ナミアゲハは翅の根もとまで黄白色の線が入り、
|
全体的に黒い部分が太い。
|
|
ミカン科植物(ミカン、カラタチ、サンショウなど)を
|
幼虫の食草としている。
』 |