セキレイ(鶺鴒)属



「セキレイ(鶺鴒)属」


日本で普通に見られるセキレイは、

セキレイ属のセグロセキレイ(日本固有種)、ハクセキレイ、キセキレイの3種だが、

他に旅鳥などで希に見られる種もある。

水辺を歩き回って虫を食べる。

スズメより大形で、全長約20cm。

体はほっそりとし、長い尾をよく上下に振る。



ハクセキレイ、キセキレイの画像が撮れました。




画像1

2020.02.01「散策路」
キセキレイ・雌
(オスはのど部分が黒い)



画像1

2020.02.01「散策路」
キセキレイ・雌
(オスはのど部分が黒い)






画像1

2020.02.01「散策路」
ハクセキレイ



画像1

2020.02.01「散策路」
ハクセキレイ





【ネット検索から】

『 スズメ目:セキレイ科 :セキレイ属。

イシクナギ、イモセドリ、ニワクナギ(鶺鴒、熟字訓)、
ニワクナブリ(鶺鴒)、ツツ(鶺鴒)、マナバシラ(鶺鴒)、
イシタタキ(石叩き・石敲き)、ニワタタキ(庭叩き)、
イワタタキ(岩叩き)、イシクナギ(石婚ぎ)、
カワラスズメ(川原雀・河原雀)、オシエドリ(教鳥)、
コイオシエドリ(恋教鳥)、トツギオシエドリ(嫁教鳥)、
ツツナワセドリ(雁を意味することもある)など
多くの異名を持つ。

主に水辺に住み、長い尾を上下に振る習性がある。
(ただし、イワミセキレイ属のイワミセキレイは左右に振る)
イシタタキなどの和名、
英名 Wagtail( Wag:振る tail:尾)はその様子に由来する。

日本書紀には、日本神話の国産みの伝承の一つとして、
イザナギとイザナミが性交の仕方が分からなかったところに
セキレイが現れ、セキレイが尾を上下に振る動作を見て
性交の仕方を知ったという内容の異伝に関する記述がある。
婚礼の調度に鶺鴒台があるのはそれに由来する。

セキレイ・鶺鴒およびその別名は秋の季語である。



身近な3種のセキレイたちは、生息環境が以下のように異なります。

・ハクセキレイ:学名「 Motacilla alba 」
   河川や海岸、農耕地のほか、公園、駅前など都市部の乾燥地も
・セグロセキレイ: 学名「 Motacilla grandis 」
   河川、渓流、池、農耕地など
・キセキレイ: 学名「 Motacilla cinerea 」
   山(河川、渓流、車通りの少ない車道など)

ハクセキレイは適応能力が高く、分布をどんどん広げています。
セグロセキレイは日本固有種。
キセキレイは、美しい黄色い体が特徴的なセキレイです。
黄色い体は、夏の姿(夏羽)になるほど鮮やかになります。 』




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