サルトリイバラ(猿捕茨)



「サルトリイバラ(猿捕茨)」


雌雄異株の確認がとれました。

どちらの花も綺麗ですが、

雌花は、和菓子みたいですね。


果実の画像を追加しました。


雑木林の中で野生化していました。

すっきりしている果実です。



同属の「 シオデ」はこちらから。





サルトリイバラ画像1

2009.04.18 「東京都薬用植物園」
雌株・雌花

サルトリイバラ画像2

2009.04.18 「東京都薬用植物園」
雌株・雌花



サルトリイバラ画像3

2009.04.18 「東京都薬用植物園」
雄株・雄花

サルトリイバラ画像4

2009.04.18 「東京都薬用植物園」
雄株・雄花



サルトリイバラ画像5

2009.07.14 「東京都薬用植物園」

サルトリイバラ画像6

2009.10.10 「東京都薬用植物園」



サルトリイバラ画像7

2009.10.20 「東京都薬用植物園」

サルトリイバラ画像8

2009.10.20 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 サルトリイバラ(ユリ)科 :シオデ属 。
学名:「 Smilax china 」。
北海道から九州、朝鮮・中国・
インドシナなどに分布する。
春、地下茎から勢いのある茎を伸ばすが、
茎の一部は枯れ残って枝を出すので、
半低木ということになるのであろう。
花を見ると花弁は6枚あるようにみえ、
基本数は3であってちゃんとした
単子葉植物である。

雌雄異株で、4月に葉腋から花序を出す。
花柄の先に多数の緑色の花が付き、
花被片は透明感のある緑色で先端は反り返る。
雌花の雌しべ柱頭は3つに分かれ、
雄花には6本の雄しべがある。
果実は直径7〜9mm。
夏は緑色で、葉が枯れる頃に
色づき始め、冬に赤く熟す。

稔った果実には、あまり果汁が含まれておらず、
ドライフラワーにしてもあまり変化しないので、
赤く熟した果実は花材として利用される。

刺のあり茎を伸ばして、蔓(つる)を生かして
枝から枝へと絡み付き、
藪(やぶ)のようになったところに
猿が追い込まれると、
動けなくなってしまうと言う事から
猿捕り茨(さるとりいばら)という
名がついたとされています。
生薬名は山帰来(さんきらい)です。』




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