クワ(桑)



「クワ(桑)」


種類は「マグワ(真桑)」です。

雌雄異株とは知りませんでした。

雌花のようです。

昔は食してましたが、最近は・・・


雄株がありました。追加します。

果実も追加です。


「ヤマグワ(山桑)」の画像を追加しました。



ハリグワ属の 「 ハリグワ」はこちらから。



『参考』

「単果と複果」

被子植物で、1つの花が1つの子房から成り、

1つの果実をつくるのが単果。

多数の小さい果実がかたまってつくのが複果である。

複果には2種類あり、1つの花に多数の雌しべがあり、

多数の果実がたまってつくものが集合果で、バラやキイチゴがある。

多数の花がかたまって密な花序につき、

それらがかたまって果実となるものを多花果といい、

クワやイチジクがある。


「果実の2色効果」

脊椎動物の中でも霊長類と鳥類だけが色覚をもっている。

鳥散布に依存する樹木がつける果実は、赤と黒の占める比率が高い。

果実が赤色と黒色を同時につける樹種として、たとえばサクラがある。

クワの実は赤色と紫色になる。

種子が成熟する前に鳥によって食べられることは困るので、

赤色ではまだ成熟していないことを示し、

種子が成熟すると果実は黒色(クワは紫色)を示し、

赤色の果実の中で黒色の果実は目立つため鳥によって食べられる。





クワ画像1

2011.04.30 「東京都薬用植物園」
雌株

クワ画像2

2011.04.30 「東京都薬用植物園」
雌花



クワ画像3

2009.04.29 「東京都薬用植物園」
雄株

クワ画像4

2009.05.27 「東京都薬用植物園」
果実






ヤマグワ画像1

2014.04.17 「東京都薬用植物園」
雌花(ヤマグワ)

ヤマグワ画像2

2014.04.17 「東京都薬用植物園」
雌花(ヤマグワ)



ヤマグワ画像1

2014.04.29 「東京都薬用植物園」
ヤマグワ





【ネット検索から】

『 クワ科 :クワ属 。
学名:「 Morus alba 」。
カイコの餌として古来重要な作物であり、
また果樹としても利用される。
落葉性の高木で、大きいものは15mに達するが、
普段見かけるのは数m程度のものが多い。
樹皮は灰色を帯びる。
葉は薄く、つやのある黄緑色で、
縁にはあらい鋸歯がある。
大きい木では、葉の形はハート形に近い楕円形だが、
若い木では、葉にあらい切れ込みが入る場合がある。

雌雄異株だが、同株のものがある。
春に開花する。
雄花は茎の先端から房状に垂れ下がり、
雌花は枝の基部の方につく。
果実は初夏に熟す。
キイチゴのような、柔らかい粒が集まった形で、
やや長くなる。
熟すと赤黒くなる。
果実は桑の実、マルベリー ( Mulberry ) と呼ばれ、
地方によっては桑酒として果実酒の原料となる。
その果実は甘酸っぱく、美味であり、
高い抗酸化作用で知られる
色素・アントシアニンをはじめとする、
ポリフェノールを多く含有する。


「ヤマグワ(山桑)」
クワ科 :クワ属 。
学名:「 Morus australis 」。

「マグワ」とにているが次の点で区別できる。
・ヤマグワは、花柱(かちゅう)が長く、
 果実(かじつ)にも長い花柱が残る。
・雄花序はマグワの方が長い。
・ヤマグワは葉の先端が尾状に長くとがる傾向がある。  』




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