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『 ウリ科 :ツルレイシ属 。 |
学名:「 Momordica charantia var. pavel 」。
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未熟な果実を野菜として利用する
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ウリ科の植物である。
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和名の「ツルレイシ」は、
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イボに覆われた果実の外観と
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完熟すると仮種皮が甘くなるという2つの形質が、
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ムクロジ科の果樹である「レイシ(ライチー)」に
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似ていることに由来する。
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つまり、蔓性の植物体に実るレイシの意味である。
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また、果肉が苦いため「ニガウリ」とも呼ぶ。
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全国的にはニガウリの沖縄方言の
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「ゴーヤ」と言うことが多い。
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つる性の一年生草本。
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成長すると長さ4〜5mになる。
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果実は細長い紡錘形で長さ20〜50cm、
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果肉を構成する果皮は無数の細かいイボに覆われ、
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両端は尖り、未成熟な状態では緑、
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熟すと黄変軟化し裂開する。
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(収穫しても、常温で放置しておくと同じ状態となる)
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さらに完熟した種子の表面を覆う仮種皮は
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赤いゼリー状となり甘味を呈する。
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「モクレイシ(木茘枝)」
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ニシキギ科 :モクレイシ属 。 |
学名:「 Microtropis Japonica 」。
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世界で約70種あるが、日本では1種のみ。
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海岸近くの林に生えるニシキギ科の大型の常緑低木。
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多く枝を出し、高さ2〜4mになる。
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葉は対生(十字対生)し、革質で質は厚く、
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全縁で短い葉柄がある。
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雌雄異株。
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花は3〜4月ころ、葉腋(ようえき)につき、
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小型の集散花序を作り、緑白色で直径約5mm。
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2個の小苞が花の基部を抱いている。
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花弁は5枚でほぼ円形。
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雄花では5本のおしべと、
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中央に1個の退化した小型のめしべがあり、
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雌花ではおしべが小さく、めしべが大きく発達している。
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果実は楕円(だえん)形。
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熟すと果皮は緑のままで2裂し落下する。
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赤い種子は翌年まで残る。
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名は、果実が裂けて赤い種子がのぞくようすが
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ウリ科のツルレイシに似ており、
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木本であることによる。
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