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『 カタバミ科 :カタバミ属。
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学名:「 Oxalis corniculata 」。
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多年草。
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背丈は10cmほど。
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葉は、ハート型の3枚が
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とがった先端を寄せあわせた形。
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三出複葉だが、頂小葉と側小葉の区別はつきづらい。
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この葉は夜間に閉じる。
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地下に球根を持ち、
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さらにその下に大根の様な根を下ろす。
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葉は球根の先端から束に出る。
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この他、匍匐茎をよく伸ばし、地表に広がる。
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このため、繁殖が早く、しかも根が深いので
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駆除に困る雑草である。
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春から秋にかけ黄色の花を咲かせる。
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花びらは5弁。
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葉は、シュウ酸を含んでいるため酸っぱい。
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ヤマトシジミ (蝶)の幼虫が食草とする。
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全草は酢漿草(サクショウソウ)という生薬名であり、
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その絞り汁は虫さされに効果がある。
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「イモカタバミ(芋片喰)」
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学名:「 Oxalis articulata 」。
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あるいは、「 Oxalis rubra 」。
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別名、「フシネハナカタバミ(節根花片喰)」。
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南アメリカ原産であるが、
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江戸時代末期に観賞用として導入されて以降、
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日本に広く帰化している。
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背丈は約30cm、地下に芋状の塊茎があり、
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地上には葉と花柄だけを伸ばす。
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葉は三出複葉、小葉はハート形。
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花は春〜夏に咲き、
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葉の間から伸び出した花柄は葉を越えて伸び、
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先端に数輪を散形花序につける。
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花は濃い桃色。
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花弁の基部が花先よりも濃い。
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葯の色は黄色。
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「ムラサキカタバミ(紫片喰、紫酢漿草)」
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学名:「 Oxalis corymbosa 」。
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別名は「キキョウカタバミ(桔梗片喰)」。
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南アメリカ原産であるが、
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江戸時代末期に観賞用として導入されて以降、
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日本に広く帰化している。
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背丈は約30cm、地下に鱗茎があり、
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地上には葉と花柄だけを伸ばす。
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葉は三出複葉、小葉はハート形、
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裏面の基部に黄色い腺点がある。
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花は主に夏に咲き、
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葉の間から伸び出した花柄は葉を越えて伸び、
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先端に数輪を散形花序につける。
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花は桃色。
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種子は付けない。
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外来園芸種としてオキザリスがあります。
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「イモカタバミ」との違いは、花は薄い桃色。
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花弁の基部が花先と同じか薄い色。
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葯の色は白色。
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「アカカタバミ(赤片喰)」
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学名:「 Oxalis corniculata f. rubrifolia 」。
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葉が赤いもので、変種として扱われる。
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通常のカタバミよりも環境に対する耐性が高い。
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「ショウジョウカタバミ」
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学名:「 Oxalis hedysaroides 」。
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高さ30cmほどの常緑多年草。
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原産地はコロンビア、ベネズエラ、エクアドルなど。
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よくマメ科の「
クローバー(シロツメグサ)」と間違われるが、
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クローバーは葉の形状が丸く、全く異なる植物である。
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クローバー同様、カタバミにも
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四葉、六葉といった多葉変異体が発生する。
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「片喰紋・酢漿草紋(かたばみもん)」は
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日本の家紋の一種である。
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平安時代に車紋として使用された記録がある。
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「五大紋」の一つに数えられる。
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(藤、桐、鷹の羽、木瓜、片喰の5つの紋)
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全国平均で最も多い占有率を示したものは
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「片喰紋」(約9パーセント)とのこと。
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またこれらに、蔦、茗荷、沢瀉、橘、柏の
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5つを加えて「十大紋」と呼ぶ。 』 |