シコクビエ(四国稗)



「シコクビエ(四国稗)」


「四国」が付いていたので、説明が長くなりました。





シコクビエ画像1

2010.09.11 「東京都薬用植物園」

シコクビエ画像2

2010.09.11 「東京都薬用植物園」



シコクビエ画像1

2015.11.03 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 イネ科 : オヒシバ属。
学名:「 Eleusine coracana 」。
「チョウセンビエ」、「カラッピエ」、
「コウボウビエ」などとも呼ばれる。
穎果を穀物として食用にする作物である。
名前にヒエがつくがヒエ属とは違う
同じイネ科のオヒシバ属の作物になります。
一年生草本で高さ60〜90cm。
夏に茎の頂部に傘形状の花穂を出す。
穂の分枝は7〜10cmくらいで多数の小穂を密につける。
穎果(穀実)は小さく球形で、径1.5mmくらい、
熟すると黄赤色となる。

発芽や初期成育が早いこと、旱魃に強いこと、
カルシウムやビタミンB群が
豊富なこととなどが特長です。
再生力が旺盛なので牧草としても活躍します。

10年少し前までは、シコクビエは
オヒシバが栽培化されたものだろう
という説が一般的でした。
しかしDNA解析技術によって調査したところ、
アフリカで発見されたオヒシバ属の野生植物が
起源であることが判明しました。
紀元前1300年頃にはすでにインドで栽培されており、
東アジアに伝わったと考えられています。

古代からお酒の原料などに用いられる
アワやシコクビエなどの穀物は
比較的アミラーゼ活性が高い
という共通点があるようです。
日本ではお団子や粉餅として
各地の山間部で食されていました。
今では殆ど栽培されず流通もしていません。 』





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