モチツツジ(黐躑躅)



「モチツツジ(黐躑躅)」


虫害もなく綺麗に咲いています。

「餅躑躅」とも書かれるのですね。


「ヒカゲツツジ(日陰躑躅)」の画像を追加しました。



同属の「 ゲンカイツツジ」、「 ミツバツツジ」はこちらから。




『参考』


ツツジ属( Rhododendron )は一般に、落葉性のツツジ類と

常緑性のシャクナゲ類に分けられる。

しかし日本では昔から、シャクナゲの名はホンシャクナゲの仲間のみに使われ、

常緑であってもヒカゲツツジやゲンカイツツジはシャクナゲとは呼ばれない。





モチツツジ画像1

2011.05.10 「東京都薬用植物園」

モチツツジ画像2

2011.05.10 「東京都薬用植物園」






ヒカゲツツジ画像1

2013.04.04 「東京都薬用植物園」
ヒカゲツツジ

ヒカゲツツジ画像2

2013.04.04 「東京都薬用植物園」
ヒカゲツツジ





【ネット検索から】

『 ツツジ科 :ツツジ属 。
学名:「 Rhododendron macrosepalum 」。
落葉(半落葉)低木。
本州(静岡県・山梨県〜岡山県)と四国に分布。
主に低山地や丘陵地に自生し、高さ1〜2mになる。
通常4〜6月に開花する。
しかし、散発的に年間を通して
咲いているのも見られる。
花びらは5枚あり、濃紅色の斑点などがみられる。
花冠は直径5〜6cmの漏斗形。
おしべは5本。
葉は秋を迎えると紅葉し、
芽を囲む一部を除き、大きく茂った葉は落葉する。
また、樹皮は暗褐色または暗灰色をしている。

花の萼や柄、葉(両面)、若枝、
子房、果実に腺毛が多く見られ、
そこから分泌される液滴によって粘着性を持つ。
野外ではここに多くの昆虫が粘着して
とらえられているのが観察される。
この腺毛は花にやってくる、
花粉媒介に与る以外の昆虫を捕殺して、
花を昆虫に食害されるのを
ふせぐために発達したものらしく、
実験的に粘毛を剃ると、
花は手ひどく食害されるとの報告がある。

花柄の粘りが鳥もちなどに似ているとして、
名前の由来となっている。
また、餅が由来として「餅躑躅」と
書かれる場合もある。
園芸用ツツジの交配親としても用いられる。
そのほか、野外では花を折り取って、
衣服や帽子にくっつける、という楽しみもある。


「ヒカゲツツジ(日陰躑躅)」
ツツジ科 :ツツジ属 。
学名:「 Rhododendron keiskei 」。
和名の由来は谷沿いの
やや日当たりの悪い場所に生えることから。
本州(関東地方以西)と四国、
九州に分布する常緑の低木。
ツツジ属植物の中では数少ない
黄色の花をつける種のひとつである。
ヒカゲツツジ亜属(有鱗片シャクナゲ亜属)で
シャクナゲの仲間。 』



ツツジ属(Rhododendron)は大きく以下に分類される。
・ヒカゲツツジ亜属(有鱗片シャクナゲ亜属)、
・ツツジ亜属、
・無鱗片シャクナゲ亜属、
・セイシカ亜属、
・エゾツツジ亜属

モチツツジは、ツツジ属・ツツジ亜属・
ツツジ節・モチツツジ列になる。




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