トビシマカンゾウ(飛島萓草)



「トビシマカンゾウ(飛島萓草)」


背丈もあり、大きな花なので目立ちます。


「ムサシノキスゲ」と同じく、 「 ゼンテイカ(禅庭花、ニッコウキスゲ)」の変種です。





トビシマカンゾウ画像1

2011.05.26 「東京都薬用植物園」

トビシマカンゾウ画像2

2011.05.26 「東京都薬用植物園」



ニシキウツギ画像1

2011.05.26 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 ユリ科 :ワスレグサ属 。
学名:「 Hwmerocallis dumortieri var. exaltata 」。
山形県の酒田港から船で1時間半ほど、
日本海に浮かぶ飛島と
佐渡島だけに分布するキスゲで、
ニッコウキスゲの島嶼型とされています。
名前の「トビシマ」は飛島で発見されたため。
ニッコウキスゲより大型。

根は一部が肥大、葉は長さ60〜90cm、
幅2〜3cm、流線型で垂れる。
花は5〜6月、70〜120cmの花茎を伸ばして、
橙黄色の大型の花を10〜15個つける。
花は大きさ約7cm、花被片6枚。

5〜6月ころの花蕾(からい)を採取して、
生薬「金針菜(きんしんさい)」をつくる。
秋に全草を根茎と葉と分けて日干しにして
乾燥させ、民間薬として使用する。
また、若芽、若葉、花を食用にする。 』


飛島は酒田市の北西39km、日本海に浮かぶ離島。
今から6千年前の縄文時代前期の遺物も
発見されていて文化の交流地点だったようです。
周囲約12km、面積2.7kuの扁平台地の
小さな島で高い山がありません。
周囲を対馬暖流が流れているため、
山形県で最も北に位置しているのに
年間の平均気温が12℃。
この温暖な気候のため、
生息する植物や生物も豊かです。




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