【ネット検索から】 |
|
『 ツヅラフジ科 :アオツヅラフジ属 。 |
学名:「 Cocculus orbiculatus 」、
|
または「 Cocculus trilobus 」。
|
別名「カミエビ」。
|
”カミ”は実に付いた白い粉を
|
カビとみてつけられた名で、
|
”エビ”は、ブドウの古名から。
|
つる性落葉木本。
|
本州から朝鮮半島・中国の南部、
|
フィリピン、太平洋諸島などに分布する。
|
やぶに多く、都市部の道端でもよく見かける。
|
|
葉は互生、少し光沢があり、
|
卵形ないし心臓形で、3浅裂することもあり
|
形にはバラエティがある。
|
茎には短毛がたくさん生えている。
|
雌雄異株。
|
花期は7〜8月で、総状花序に3数性、
|
淡黄色の目立たない花をつける。
|
花弁は6枚で、先端が2裂している。
|
雌花は中心に緑色のメシベが見える。
|
雌株は秋に核果を結実し、
|
これがブドウのように青く熟して目立つ。
|
核(種子)は扁平で円く、
|
カタツムリの殻を思わせる(英語名の由来)。
|
|
つる・根を木防已(モクボウイ)と称して
|
漢方薬に用いることもあるが、
|
「木防已湯」にはふつう別種の
|
オオツヅラフジ(ツヅラフジ、防已:ボウイ)を使う。
|
ただしアオツヅラフジは
有毒植物である。
|
つるを昔はオオツヅラフジなどとともに
|
「つづら」の材料とした。 』 |