オニノヤガラ(鬼の矢柄)



「オニノヤガラ(鬼の矢柄)」


林の中に屹立していました。

まだ蕾の状態です。


開花状態の画像を追加しました。



姿がちょっと似ているハマウツボ科の寄生植物、

ヤセウツボ」はこちらから。





オニノヤガラ画像1

2012.06.01 「東京都薬用植物園」

オニノヤガラ画像2

2012.06.01 「東京都薬用植物園」



オニノヤガラ画像1

2012.06.07 「東京都薬用植物園」

オニノヤガラ画像2

2012.06.07 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 ラン科 :オニノヤガラ属 。
学名:「 Gastrodia elata 」。
多年草。
腐生植物。
和名は茎を鬼の使用する矢にたとえたもので、
別名「ヌスビトノアシ」ともいう。

木材腐朽菌であるナラタケと共生し、
光合成を行わず、葉緑素を持たない。
地下の塊茎は長さ10cm前後の楕円形で、
表面には多くの節がある。
茎は直立し、帯黄褐色で、
高さは40〜100cmになり、
円柱状の茎に膜質の鱗片葉をまばらにつける。

花期は6〜7月で、
黄褐色の花を茎の先端に20〜50個総状につけ、
下方から開花していく。
花は3萼片(外花被片)が合着して壷状になり、
中に2個の側花弁と卵状長楕円形の唇弁がある。

本種はナラタケから栄養提供をうけて
生活する菌従属栄養植物であるため、
本種のみを単独で鉢植えにすると
栄養の供給が断たれて衰弱枯死する。


生きているものから栄養をとって
生きる植物は寄生植物といい、
死んだもの、腐ったものから栄養をとって
生きる植物を腐生植物といいます。 』




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