ジャコウアゲハ(麝香揚羽)



「ジャコウアゲハ(麝香揚羽)」


2015年、「 ウマノスズクサ」にこれでもかと言うくらい幼虫が。

で、産卵中の雌もいたので写真を撮ってみました。





ジャコウアゲハ画像1

2015.08.04 「東京都薬用植物園」
産卵中の雌

ジャコウアゲハ画像2

2015.08.04 「東京都薬用植物園」
産卵中の雌



ジャコウアゲハ画像1

2015.08.04 「東京都薬用植物園」
幼虫

ジャコウアゲハ画像2

2015.08.04 「東京都薬用植物園」



ジャコウアゲハ画像1

2015.08.08 「東京都薬用植物園」

ジャコウアゲハ画像2

2015.08.08 「東京都薬用植物園」
つつくとオレンジ色の臭角を出す



ジャコウアゲハ画像2

2015.08.14 「東京都薬用植物園」
蛹(横から)



ジャコウアゲハ画像2

2015.08.14 「東京都薬用植物園」
蛹(上から)





【ネット検索から】

『 アゲハチョウ科 : ジャコウアゲハ属。
和名は、雄成虫が腹端から
麝香のような匂いをさせることに由来する。
(成分はフェニルアセトアルデヒド
であることが判明している)
他のアゲハチョウに比べると、
後翅が斜め後方に細長く伸びる。
成虫は雌雄の判別が容易で、
雄の翅色はビロードのような光沢のある黒色だが、
雌は明るい褐色である。

幼虫はウマノスズクサ類を食草とする。
食草を良く食べ、
食草がなくなると共食いをすることもある。
4回の脱皮を経て幼虫は蛹になり羽化して成虫になる。

ジャコウアゲハ類が食べるウマノスズクサ類は、
毒性のあるアリストロキア酸を含み、
ジャコウアゲハは幼虫時代にその葉を食べることによって、
体内に毒を蓄積する。
この毒は一生を通して体内に残るため、
ジャコウアゲハを食べた捕食者は中毒をおこし、
遂には捕食したものを殆ど吐き出してしまう。
一度ジャコウアゲハを捕食して中毒を経験した捕食者は、
ジャコウアゲハを捕食しなくなる。
そのせいか、ほかのアゲハチョウにくらべると、
あまりはばたかずにゆったりと飛ぶ。 』





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