パンノキ



「パンノキ」


温室からです。


果実の画像です。

大きさは20cmくらいです。

前回果実ができたのですが、10cmくらいで落下したそうです。

で、今回はネットの中で育てられています。

花はどちらも見ることはできていません。



落下寸前ですが、雄花の画像を追加しました。





パンノキ画像1

2020.09.01 「東京都薬用植物園」



パンノキ画像1

2020.09.01 「東京都薬用植物園」





花には雄花と雌花があり、ともに葉腋からでる花序につきます。

雌・雄花とも小さな花が密生した花序を形成する。

雄花序は長さ15〜25cm、幅3〜4cmの穂状で黄白色です。

雌花序は長さ8〜10cm、幅5〜7cmの頭状〜楕円状で黄緑色です。


パンノキ画像1

2020.10.22 「東京都薬用植物園」
雄花
3日前は黄白色でした
そろそろ落下する状態です



パンノキ画像1

2020.10.22 「東京都薬用植物園」
雄花
3日前は黄白色でした
そろそろ落下する状態です



パンノキ画像1

2020.10.22 「東京都薬用植物園」
雄花
3日前は黄白色でした
そろそろ落下する状態です





【ネット検索から】

『 クワ科 : パンノキ属。
学名:「 Artocarpus altilis 」。
無核種は「タネナシパンノキ(英:Breadfruit tree)」、
有核種は「タネパンノキ(英:Breadnut tree)」と呼ばれる。
また「 パラミツ (ジャックフルーツ) 」は同属異種である。

ポリネシア原産。
木は高さ15mほど、最も高いと25m超に達し、
分厚い葉は大きく7〜9裂の掌状。
雌雄異花。
葉の根元から細長い棒状の雄花と頭状の雌花が出る。
葉が大きく、よく茂ることから、
熱帯地方では日陰樹として公園や庭園、
また街路樹として植えられる。
幹から根まで含まれる樹脂は船の防水に用いる。
葉はハワイアンキルトのデザインとしてよく用いられている。

果実はパンの実、またはブレッドフルーツとも呼ばれ、
黄色〜黄褐色で直径10〜30cm。
枝先に2〜3個ずつ着生し、
成木からは年間50〜200個が得られる。

果肉にでんぷんを含み、蒸し焼きや丸焼き、
あるいは薄切りにして焼いて食べられる。
また火で乾かしてビスケット状にし、貯蔵する。
味は甘みの少ないサツマイモのようである。
なお、果肉を葉で包んで土に埋め、
発酵させてから食用にする処理方法もある。
これによって長期保存が可能となる。

繁殖は種または分根により、定植後4〜8年で結実する。

雄花よりわずかに遅れて開く雌花は偽花をなし、
開花後の3日間のみ受粉する。
受粉の媒介は主にオオコウモリが担い、
栽培種は媒介者がなくても受粉する。
実は花被がふくらんだ偽果で、
果皮表面をおおう六角形の突起は
1500〜2000点もの花の名残である。

1シーズンに多いと200個超の実をつけるパンノキは、
最も1本単位の収量が多い食用植物の1つである。 』





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