キキョウ(桔梗)



「キキョウ(桔梗)」


「雄花期」・「雌花期」があるんですね。


果実の画像を追加しました。



帰化植物ですが、小さくて可憐なキキョウ科の 「 キキョウソウ」はこちらから。





キキョウ画像1

2012.07.24 「東京都薬用植物園」
風船のような蕾



キキョウ画像1

2009.07.03 「立川昭和記念公園」

キキョウ画像2

2009.07.03 「立川昭和記念公園」



キキョウ画像3

2009.07.03 「立川昭和記念公園」
二重

キキョウ画像4

2009.07.03 「立川昭和記念公園」
二重



キキョウ画像5

2009.10.15 「東京都薬用植物園」

キキョウ画像4

2014.10.19 「東京都薬用植物園」






キキョウ画像3

2012.07.24 「東京都薬用植物園」
雄花期

キキョウ画像4

2012.07.24 「東京都薬用植物園」
雌花期





【ネット検索から】

『 キキョウ科 :キキョウ属 。
学名:「 Platycodon grandiflorus 」。
多年性草本植物。
日本全土、朝鮮半島、中国、東シベリアに分布する。
根は太く、黄白色。
高さは40〜100cm程度。
葉は互生で長卵形、ふちには鋸歯がある。
つぼみの状態では花びら同士が風船のように
ぴたりとつながっている。
そのため " balloon flower " という英名を持つ。
つぼみが徐々に緑から青紫にかわり裂けて
6〜9月に星型の花を咲かせる。

雌雄同花だが雄性先熟で、
雄しべから花粉が出ているが
雌しべの柱頭が閉じた雄花期、
花粉が失活して柱頭が開き
他の花の花粉を待ち受ける雌花期がある。
花冠は広鐘形で五裂、径4〜5cm、
雄しべ・雌しべ・花びらはそれぞれ5つである。

キキョウの根はサポニンを多く含むことから
生薬(桔梗根という)として利用されている。
去痰、鎮咳、鎮痛、鎮静、解熱作用があるとされ、
消炎排膿薬、鎮咳去痰薬などに使われる。

花の形から「桔梗紋」が生まれた。
安倍晴明が使用した五芒星を桔梗印と呼ぶ。
韓国では「トラジ」といい、肥大した根を
キムチ、ナムル、ビビンバなどの食材にする。
万葉集のなかで秋の七草と歌われている
「朝貌の花」は本種であると言われている。 』


「秋の七草」 は以下の7種の野草のことである。
・女郎花(おみなえし) オミナエシ科
・尾花(おばな:薄(すすき)のこと) イネ科
・桔梗(ききょう) キキョウ科
・撫子(なでしこ) ナデシコ科
・藤袴(ふじばかま) キク科
・葛(くず) マメ科
・萩(はぎ) マメ科
秋の七草は、それを摘んだり食べたりするものではなく、
眺めて楽しむものである。




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