コシアブラ(漉油)
「コシアブラ(漉油)」
まだ若樹です。
同属の「
ウコギ」はこちらから。
同じウコギ科の「
タラノキ」はこちらから。
2011.04.24 「東京都薬用植物園」
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2011.04.24 「東京都薬用植物園」
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【ネット検索から】 |
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『 ウコギ科 :ウコギ属 。 |
学名:「 Eleutherococcus sciadophylloides 」。
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山地に生える落葉高木です。
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樹高は7〜10m、ときに20mに達する。
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枝および樹肌は灰白色。
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葉は掌状複葉で5枚の小葉からなり、
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長さ10〜20cmの葉柄をもつ。
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小葉は倒卵形〜倒卵状長楕円形で、
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頂小葉がいちばん大きく、
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長さ10〜20cm、幅4〜9cmになる。
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葉の先端は細く鋭くとがり、
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基部は鋭形で長さ1〜2cmになる小葉柄に流れる。
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葉の縁には先が芒状にとがった鋸歯がある。
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花期は8〜9月。
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枝先に円錐花序を伸ばして、
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散形に多数の淡黄緑色の5弁花を咲かせる。
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花は両性または単性で、
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単性の場合、花序の上部に雌性の小花序をつけ、
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花序の下部に雄性の小花序をつける。
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花弁は5枚で長さ1.5mm。
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雄蕊は5本あり長さ2mm。
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花柱は短く、先端が2浅裂する。
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果実は径4mmの扁平な球形で、黒色に熟す。
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春先に伸びる独特の香りを持つ新芽は食用となり、
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山菜として扱われる。
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木材は、米沢市に伝わる木工工芸品の
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笹野一刀彫り(おたかぽっぽ)を作る際の
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材料として用いられる。
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幹を傷つけたときに得られる樹脂は加工を施すと
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黄金色に輝く塗料を作成することができ、
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古来「金漆(ゴンゼツ)」と呼ばれ、
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工芸用塗料として珍重された。 』 |