シャク(杓)
「シャク(杓)」
薬用としてではなく、林地で自生していました。
生りたての青い果実の画像を追加しました。
2個で1セットのようです。
2011.05.10 「東京都薬用植物園」
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2011.05.10 「東京都薬用植物園」
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2011.05.10 「東京都薬用植物園」
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2011.05.24 「東京都薬用植物園」
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【ネット検索から】 |
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『 セリ科 :シャク属 。 |
学名:「 Anthrissus sylvestris 」。
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北海道から九州、ユーラシア中北部に
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広く分布する多年草。
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暖温帯上部から冷温帯にかけての半日陰で、
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やや水分の多い場所に生育する。
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茎は直立して高さ1m前後になる。
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葉は互生し、長い葉柄があり、
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2回3出羽状複葉で、小葉は細かく裂ける。
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5〜6月にかけて数回枝分かれして
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白い花を複散形花序に咲かせる。
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花弁は5個で、外側の花ほど花びらが大きく、
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また、小花序の外縁に位置する花びらの方が大きい。
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花のつける様子は、
シシウドに似る。
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雄しべは花粉を出してから脱落し、
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花柱が立ち上がってわずかに伸長する。
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雄性期から雌性期と移行する雄性先熟花。
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小花序の中心には、
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花柱がなく子房もない雄花が多い。
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全体に芳香があり、果実は円柱形で黒く熟す。
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消化不良、滋養強壮、頻尿などには、
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乾燥した根茎を使用する。
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葉がニンジンに似ていることから、
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「山ニンジン」などとも呼ばれていて、
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身近な山菜として古代から親しまれていた。
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ただ、若葉が似ている猛毒の「
ドクニンジン」との
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誤食も後を絶たないので注意が必要。
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ドクニンジンは帰化植物で、北海道、
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本州の一部に自生している。 』 |