マツブサ(松房)



「マツブサ(松房)」


花には全く気が付きませんでした。

果実も見たことがありません。



同属の「 チョウセンゴミシ(五味子)」はこちらから。


同じマツブサ科の「 サネカズラ」はこちらから。





マツブサ画像5

2021.05.17 「東京都薬用植物園」



マツブサ画像5

2021.05.17 「東京都薬用植物園」



マツブサ画像5

2021.05.17 「東京都薬用植物園」



マツブサ画像5

2021.05.17 「東京都薬用植物園」



マツブサ画像5

2021.05.17 「東京都薬用植物園」



マツブサ画像5

2021.05.17 「東京都薬用植物園」





【ネット検索から】

『 マツブサ科 :マツブサ属 。
学名:「 Schisandra nigra 」。
別名は「ワタカズラ」、「ウシブドウ」など。
「マツブサ」の名の由来は、樹皮がマツに似ていることと
果実がブドウの房のように垂れ下がる様子から「松房」とつけられ、
別名の「ウシブドウ(牛葡萄)」は、
熟した果実が黒くなり
見た目がブドウに似ていることからつけられている。
またこのほかに、
木肌がアカマツに似るからという説や、
つるを傷つけると松脂のような匂いがするから
名づけられたとする説もある。
地方によっては、別名「マツブドウ」ともよばれる。

日本特産で、北海道から九州まで広く分布する。
主にブナ帯の山林や丘陵地に生える。

落葉つる性木本。
巻き方向は右から左巻きに他の木に巻き付きながら長く伸びる。
つるを折ると、松脂のような匂いがする。
樹皮はかさつき、色は茶褐色でコルク質が発達しており、
弾力があることから、軟らかく若いつるは縄の代用にもされた。

葉は、互生で短い枝の先に数枚ずつ花弁のように広がってまとまってつく。
葉身は広い楕円形で長さは7cm前後、幅は3〜7cmほど。

花期は5〜6月。
雌雄異株で新枝の鱗片腋から出た淡黄色の花が咲く。
花柄は3〜5cmほど伸び、その先端に小さな花が垂れ下がってつく。
雄花の大きさは1.5cmほどあり、
花弁の中に5個の葯(やく)が張り付いた合着した花糸がつく。
雌花は、萼片と花弁の区別が無く9〜10枚の花被片からなる。
花被片の中に10数個の雌しべがらせん状につく。
花床が伸びて穂状になり、球状の液果がつく。

果実は液果で、
秋に熟すと青黒色の核果で多数が房状に垂れ下がり、
見かけはブドウに似ている。
この果実は、見かけはブドウの房のようですが、
1つの雌花から伸びた花床についてできた集合果で、
長さは8〜10cmになる。
果実にも松脂のような匂いがある。

生薬としては、
秋につると葉を採取して細かく刻んで天日乾燥させたものが
「松藤(しょうとう)」とよばれ、
浴湯料として用いて神経痛やリウマチに効果があるとされる。
果実は薬用、食用にされ、松脂のような匂いがあるが、
酸味があって食べることもでき、特に果実酒にされる。 』




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