カラスウリ(烏瓜・唐朱瓜)
「カラスウリ(烏瓜・唐朱瓜)」
さすがに開花している写真は撮れません。
翌朝の萎んだ花です。
よく似ている「
ヘビウリ」の花を参考にしてくださいね。
途中ですが、果実の画像を追加します。
縞模様が見えますね。
朱色になった果実の画像を追加します。
もう縞模様は消えてしまいました。
娘から、名前の由来を尋ねられました・・・・・
漢字表記は「唐朱瓜」。
『”唐朱(カラス)”とは唐から伝来した朱墨のことで、
カラスウリの実の色がその色に似ていることから
唐朱瓜と呼ばれた』そうです。
ちょっと見にくいのですが、黒光りする
「その形から打ち出の小槌にも喩えられる」種子の画像を追加しました。
ようやく花の画像を追加できました。
以前から目をつけていた場所です。
しかも雌雄両方撮影できました。
ラッキー♪
同属の「
キカラスウリ」・
「
オオカラスウリ」・
「
ヘビウリ」はこちらから。
2009.07.28 「東京都薬用植物園」
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2015.08.09 「東京都薬用植物園」
雌花のつぼみ
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2010.08.03 「東京都薬用植物園」
雌花
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2015.08.09 「東京都薬用植物園」
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2015.08.09 「東京都薬用植物園」
雄花のつぼみ
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2015.08.08 「東京都薬用植物園」
雄花
朝11時ころの撮影
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2009.10.01 「東京都薬用植物園」
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2009.10.31 「東京都薬用植物園」
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2009.10.20 「東京都薬用植物園」
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2011.11.14 「散策路」
「打ち出の小槌にも喩えられる」種子
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2011.11.16 「散策路」
1日でこんなに変わってしまいました
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花の画像です。
夜8時ころの撮影です。
確かに甘い匂いがしました。
当然ながらフラッシュでの撮影です。
2016.08.12 「散策路」
雄花
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2016.08.12 「散策路」
雄花
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2016.08.12 「散策路」
雌花
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2016.08.12 「散策路」
雌花
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【ネット検索から】 |
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『 ウリ科 :カラスウリ属 。 |
学名:「 Trichosanthes cucumeroides 」。
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つる性の多年草。
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朱色の果実と、夜間だけ開く花で知られる。
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別名は、「玉章(タマズサ)」・「ツチウリ」・
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「キツネノマクラ」・「ヤマウリ」。
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原産地は中国・日本で、日本では
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本州・四国・九州に自生する。
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林や藪の草木にからみついて成長する。
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葉はハート型で表面は短い毛で覆われる。
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雌雄異株で、ひとつの株には
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雄花か雌花かのいずれかのみがつく。
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花期は夏で、7月〜9月にかけての
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日没後から開花する。
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白色で5弁のやや後部に反り返る花弁は、
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縁部が無数の白く細いひも状になって伸び、
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直径7〜10cm程度の網あるいはレース状に広がる。
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花は翌朝、日の出前には萎む。
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雌花の咲く雌株にのみ果実をつける。
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果実は直径5〜7cmの卵型形状で、
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10月から11月末に熟して
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オレンジ色ないし朱色になり、
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つるがからみついた枯れ木の中でポツンと目立つ。
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種子はその形から打ち出の小槌にも喩えられる。
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地下にはデンプンやタンパク質をふんだんに含んだ
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芋状の塊根が発達しており、これで越冬する。
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夏の間に延びた地上の蔓は、
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秋になると地面に向かって延び、
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先端が地表に触れるとそこから根を出し、
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ここにも新しい塊根を形成して栄養繁殖を行う。
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カラスウリのような夜咲く花には、夏の夜活動する
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昆虫の気を引くための武器が備わっています。
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それは、暗闇でも目立つ淡い色、
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甘い匂い、そして蜜です。
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まず匂いで引き寄せ、色で場所をアピールし、
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ミツでもてなして、花粉を運んでもらっています。
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夜咲きの花の主な送粉者であるガは、
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2〜3km先の匂いをキャッチする能力があるそうです。
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カラスウリの仲間の花の縁は、
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繊細なレース状になっていますが、
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それは低コストで表面積を増やして、
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においがよく発散するようになっている
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ためだと考えられています。 』 |