ネズミモチ(鼠黐)
「ネズミモチ(鼠黐)」
散策路で「ネズミモチ」らしき花を発見。
でも、どうやら「トウネズミモチ」みたいです。
従って、図鑑には名前を掲載していません。
何処かで、探さなくては。
同じイボタノキ属の「
イボタノキ」はこちらから。
2010.05.31 「散策路」
ネズミモチか?
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2010.06.01 「散策路」
ネズミモチか?
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【ネット検索から】 |
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『 モクセイ科 :イボタノキ属 。 |
学名:「 Ligustrum japonicum 」。
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別名は「タマツバキ」。
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和名は、果実がネズミの糞に、
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葉が
モチノキに似ていることから付いた。
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花期は5月の終わり頃から6月いっぱい。
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高さ数mになる大型の低木。
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葉ははっきりと対生し、長さ4〜8cm、
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楕円形から広卵状楕円形、表面にはつやがある。
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花序は円錐形で、
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枝先に出て長さ5〜12cm、多数の花をつける。
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花冠は白で、中程まで四つに割れ、
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それぞれが反り返る。
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雄しべは2本。
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雌しべの柱頭は花冠からちょうどのぞく程度。
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秋に1cm弱の楕円形・紫黒色の果実を付けるが、
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花の数に比べると随分と少ない。
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照葉樹林における代表的な陽樹である。 |
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似た植物に同属の
トウネズミモチがある。
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中国のネズミモチの意。
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花期は6〜7月頃で黄白色の花を多数咲かせる。
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また、葉の先が細く尖る特徴がある
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両者の違いは、
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トウネズミモチは葉裏を光に透かしてみると
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葉脈の主脈も側脈も透けて見えるが、
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ネズミモチは主脈が見えるものの
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側脈は見えないので区別できる。
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また果実はともに楕円形であるが、
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本種の方がやや細長く、トウネズミモチは球形に近い。 |
トウネズミモチの花や果実は、
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ネズミモチに比べて非常に多く、
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枝もたわわに果実が付く。 |
ネズミモチの果実は、トウネズミモチと比べると、
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表面の光沢がない点に違いがある。
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トウネズミモチの乾燥したものを生薬で、
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女貞(じょてい)、その果実を
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女貞子(じょていし)といいます。
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ネズミモチ、トウネズミモチも女貞子と
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呼ばれていて薬用としては変わりません。
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日本の古書「和名抄(わみょうしょう・932年)」
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にも記述があり、古くから薬用として
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用いられていたことがわかります。 』 |