クサボタン(草牡丹)
「クサボタン(草牡丹)」
顎片とは思えないほど綺麗な淡紫色です。
果実の画像を追加しました。
同じセンニンソウ属の「
センニンソウ」・「
ハンショウヅル」はこちらから。
『参考』
「花の解説です。(と言っても花弁はありませんが)」
・花には雄蕊、雌蕊ともにあるが、
その両方に機能があるとは限らず、
雄花と雌花に分化している。
・雌雄異株である。
雄株は雌株より花も株も大きい。
雄花は雄しべが多数あり、
雌花は雄しべは退化し、雌しべが多数ある。
で、どうやら雌雄異株のようです。
萼から雄しべ(?)が飛び出ている画像が撮れました。
これは雄花かな?
なんとなんと、「クサカゲロウ(草蜉蝣)」の卵だそうです。
東京都薬用植物園の職員さんから教えて頂きました。
『参考2』
「クサカゲロウ(草蜉蝣)」
クサカゲロウ科に分類される昆虫の総称。
花粉やアブラムシの甘露を主食とするが、
カイガラムシやアブラムシを食べる種もいる。
一般的には成虫は黄緑色の体と水滴型で半透明の翅をもつ。
卵は長い卵柄を持ち、1個ずつ産み付けられる場合が多いが、
種によっては卵柄をコヨリ状に絡ませた卵塊として
葉などに産みつけられる。
この卵は俗に憂曇華または優曇華
(いずれも『うどんげ』と読む)の花と呼ばれるが、
これは法華経に出てくる、3000年に一度如来が来ると
ともに咲くといわれる伝説上の花に由来する。
2014.09.21 「東京都薬用植物園」
雄花?
萼から雄しべが飛び出ている?
なんと、「クサカゲロウ(草蜉蝣)」の卵でした
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2014.09.21 「東京都薬用植物園」
雌花
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2010.10.03 「東京都薬用植物園」
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2010.10.03 「東京都薬用植物園」
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2010.10.13 「東京都薬用植物園」
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2011.10.13 「東京都薬用植物園」
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2010.10.17 「東京都薬用植物園」
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2013.11.06 「東京都薬用植物園」
果実
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2013.11.06 「東京都薬用植物園」
果実
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2013.11.28 「東京都薬用植物園」
果実
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2013.11.28 「東京都薬用植物園」
果実
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【ネット検索から】 |
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『 キンポウゲ科 : センニンソウ属。
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学名:「 Clematis stans 」。
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本州に分布する多年草。
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和名は、葉の形が
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ボタン(牡丹)に似ていることから。
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茎の下部は木化しており直立するが、
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上部は木化しない。
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草丈は50〜80cm程、
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上部でまばらに枝分かれします。
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葉は長い葉柄があり、3つの小葉からなる。
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1つの小葉は4〜13cmであり、
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全体としては大きな葉である。
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花は8〜9月頃、
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茎の先端に散房花序を形成する。
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キンポウゲ科なので花弁はなく、
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花筒を形成しているのは淡紫色の顎である。
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4片の顎は開花時には反り返ってカールする。
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クサボタンは、全草が有毒です。 』 |