ミミガタテンナンショウ(耳形天南星)



「ミミガタテンナンショウ(耳形天南星)」


林の中、あちこちで自生しています。


赤く熟した果実は、1個ずつ落下していきます。

(と、思っていましたが、私の勘違いでした。

実際には、鳥さんが赤くなった果実から

喋んでいるそうです。下図参照。)



「アムールテンナンショウ」の果実の画像を追加しました。


「ホソバテンナンショウ(細葉天南星)」の画像を追加しました。


「コウライテンナンショウ」の画像を追加しました。



一見釣りざおが独特の、ハンゲ属の「 オオハンゲ」はこちらから。





ミミガタテンナンショウ画像1

2013.03.17 「東京都薬用植物園」
ミミガタテンナンショウ



ミミガタテンナンショウ画像1

2010.03.27 「東京都薬用植物園」
ミミガタテンナンショウ

ミミガタテンナンショウ画像2

2010.03.27 「東京都薬用植物園」
ミミガタテンナンショウ



ミミガタテンナンショウ画像3

2010.03.27 「東京都薬用植物園」
正面

ミミガタテンナンショウ画像4

2010.03.27 「東京都薬用植物園」
背面



ミミガタテンナンショウ画像5

2010.05.09 「東京都薬用植物園」
果実

ミミガタテンナンショウ画像6

2010.06.27 「東京都薬用植物園」
果実



ミミガタテンナンショウ画像6

2010.07.21 「東京都薬用植物園」
果実



ミミガタテンナンショウ画像7

2013.06.27 「東京都薬用植物園」
果実

ミミガタテンナンショウ画像8

2010.07.09 「東京都薬用植物園」
果実






下図のミミガタテンナンショウは紫陽花に挟まれていて、

全く鳥さんも見つけられなかったようです。

で、赤くなった果実のほとんどが残っていました。

5〜6個は自然落下していました。

撮影は紫陽花を職員さんにかき分けてもらって行いました。

ここまで果実が残ったものはほとんど見ることがないそうです。



ミミガタテンナンショウ画像7

2017.07.11 「東京都薬用植物園」
ミミガタテンナンショウ

ミミガタテンナンショウ画像8

2017.07.11 「東京都薬用植物園」
ミミガタテンナンショウ



ミミガタテンナンショウ画像7

2017.07.11 「東京都薬用植物園」
ミミガタテンナンショウ






アムールテンナンショウ画像1

2017.04.18 「東京都薬用植物園」
アムールテンナンショウ

アムールテンナンショウ画像2

2017.04.18 「東京都薬用植物園」
アムールテンナンショウ



アムールテンナンショウ画像1

2011.08.28 「東京都薬用植物園」
アムールテンナンショウ

アムールテンナンショウ画像2

2011.08.28 「東京都薬用植物園」
アムールテンナンショウ



アムールテンナンショウ画像1

2011.09.25 「東京都薬用植物園」
アムールテンナンショウ

アムールテンナンショウ画像2

2015.09.15 「東京都薬用植物園」
アムールテンナンショウ






ホソバテンナンショウ画像1

2013.05.08 「東京都薬用植物園」
ホソバテンナンショウ

ホソバテンナンショウ画像2

2013.05.08 「東京都薬用植物園」
ホソバテンナンショウ



ホソバテンナンショウ画像1

2013.05.08 「東京都薬用植物園」
ホソバテンナンショウ



ホソバテンナンショウ画像1

2012.11.16 「東京都薬用植物園」
ホソバテンナンショウ

ホソバテンナンショウ画像2

2012.11.16 「東京都薬用植物園」
ホソバテンナンショウ






コウライテンナンショウ画像1

2015.05.11 「東京都薬用植物園」
コウライテンナンショウ

コウライテンナンショウ画像2

2015.05.11 「東京都薬用植物園」
コウライテンナンショウ



コウライテンナンショウ画像1

2015.05.11 「東京都薬用植物園」
コウライテンナンショウ





【ネット検索から】

『 サトイモ科 :テンナンショウ属。
学名:「 Arisaema limbatum 」。
本州、四国の山野の林内に生える多年草。
葉は2個つき、小葉は7〜11個あり、
花期では葉柄は花柄より短い。
花期は4〜5月。
この仲間は区別が難しいが、仏炎苞と称する部分の
口辺部が耳たぶ状に張り出しているので区別しやすい。
また、この形態的特徴が
「耳形テンナンショウ」の名の由来となっている。
花は、サトイモ科に共通の特徴として、
仏炎苞の中にある付属体の基部にあり、
肉穂花序を構成している。

テンナンショウ属は湿潤な熱帯や温帯に見られ、
世界で約150種があり、
日本では約30種ほどが見られる。
ムサシアブミなど一部を除き、多くは雌雄異株であるが、
栄養状態によって性転換することが知られている。
球茎の細胞にはシュウ酸カルシウムの
針状結晶などをもち有毒で、
そのまま食べると口の中が痛くなって腫れあがるが、
デンプンなどの栄養素を多く含む。
球茎を漢方の生薬、「天南星」としても利用する。
目立つ花色のムサシアブミやユキモチソウは
山野草として栽培されることもある。


「アムールテンナンショウ(アムール天南星)」
サトイモ科 :テンナンショウ属。
学名:「 Arisaema amurense 」。
原産地は、中国の東北部・華北、
朝鮮半島、ロシアの極東部である。
日本に自生する近縁種には
「ヒロハテンナンショウ(広葉天南星)」などがある。
(最近、関係が薄いらしいとの研究が発表されている。)
草丈は20〜40cmくらいである。
根際から生える葉は2枚で、互い違いに生える(互生)。
鳥足状に5つに深く裂ける。
開花時期は5〜6月である。
仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる
花序を被う大形の苞)は緑色である。
縦に白い筋が入る。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で
液汁が多い実)の集合果で赤く熟する。
有毒植物だが、漢方では
「虎掌(コショウ、葉の形に由来)」と
呼ばれる生薬に用いられる。


「ホソバテンナンショウ(細葉天南星)」
サトイモ科 :テンナンショウ属。
学名:「 Arisaema angustatum 」。
関東〜近畿地方の太平洋側に分布。
草丈40〜80cmの多年草。
葉は普通2個つき互生、9〜19個の小葉からなる。
小葉は披針形〜線状披針形。
仏炎苞は緑色で、筒部は細く、長さ4〜16cm。
口辺部はややや幅広く反り返る。
花茎は長さ4〜15cm。
付属体は細い棒状で白色、先は緑色。
コウライテンナンショウに似るが、
仏炎苞開口部が耳たぶ状に張り出す点、
及び付属体がより細くなる点において異なる。


「コウライテンナンショウ(高麗天南星)」
サトイモ科 :テンナンショウ属。
学名:「 Arisaema peninsulae 」。
茎の高さは30〜80cm。
雌雄異株。
草姿は狭義のマムシグサに似る。
葉は鳥足状の複葉。
小葉は長楕円形で、7個以上ある。
仏炎苞は安定して緑色で白条が目立ち、
偽茎部も緑色〜緑灰色。
仏炎苞の開口部はあまり張り出さず、
全体に丸みを帯びる。
付属体は棍棒状で緑白色。
花序は葉よりも明らかに遅く展開する。



テンナンショウ属の代表的な種として、
ウラシマソウ
・マムシグサ
・マイヅルテンナンショウ
・ミミガタテンナンショウ
ムサシアブミ
ユキモチソウ
などがある。 』




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