イヌホオズキ(犬酸漿)



「イヌホオズキ(犬酸漿)」


種類が多い植物です。

「波形の鋸歯を持つ」とありますが、

画像のように滑らかな葉っぱもあります。


果実に光沢がある「アメリカイヌホオズキ」の画像を追加しました。


また、アメリカイヌホオズキでは花茎が一か所で枝分かれして

花や果実をつける(散状花序)のに対して、

イヌホオズキでは花茎の分枝が僅かにずれて並んでつく(総状花序)。



ホオズキ属の「 ホオズキ」、ハダカホオズキ属の「 ハダカホオズキはこちらから。

同じナス属の「 ワルナスビ」はこちらから。

ワルナスビの果実は球形で黄色く熟しトマトに似ています。




『参考』

総状: フジの花のように1つの果序軸から間隔を置いて柄を出し果実(花)を付ける。

散状: 1点からほぼ同長の柄を出し、果実(花)を付ける。





イヌホオズキ画像1

2009.10.15 「東京都薬用植物園」

イヌホオズキ画像2

2009.10.15 「東京都薬用植物園」



イヌホオズキ画像3

2010.10.21 「散策路」

イヌホオズキ画像4

2010.10.21 「散策路」



イヌホオズキ画像5

2010.10.26 「散策路」
つやのない果実

イヌホオズキ画像6

2010.10.26 「散策路」
翼のある葉柄






アメリカイヌホオズキ画像1

2013.10.12 「東京都薬用植物園」
アメリカイヌホオズキ

アメリカイヌホオズキ画像2

2013.10.12 「東京都薬用植物園」
アメリカイヌホオズキ



アメリカイヌホオズキ画像1

2013.10.12 「東京都薬用植物園」
アメリカイヌホオズキ



アメリカイヌホオズキ画像1

2013.11.15 「東京都薬用植物園」
アメリカイヌホオズキ

アメリカイヌホオズキ画像2

2013.11.15 「東京都薬用植物園」
アメリカイヌホオズキ





【ネット検索から】

『 ナス科 : ナス属。
学名:「 Solanum nigrum 」。
「バカナス」とも呼ばれ、
ホオズキや ナスに似ているが
役に立たないことから名付けられた。
史前帰化植物だと考えられている。
畑や道端に普通に生える雑草だが、
ソラニンなどを含む有毒植物であり、
発汗、下痢、腹痛などを起こす。
茎は高さ30〜60cm、よく枝分かれする。
葉形は卵形で、多くは波形の鋸歯を持つという。
葉の基部はくさび形で、翼のある葉柄へとつながる。
花期は7〜10月。
花序は総状をなす。
つまり、中軸が明らかで、順次開花し果実が実る。
果実は7〜10mmのつやのない熟すと黒い球形。


「アメリカイヌホオズキ」
ナス科 : ナス属。
学名:「 Solanum ptychanthum 」。
イヌホオズキによく似ているが、果実に光沢がある。
草丈40〜60cmほどの一年草で、
茎の中程でよく枝分かれして横に広がります。
白〜淡紫色の花を咲かせる。
1900年代半ばに渡来したと推定されている
北アメリカ原産の外来種です。
全草有毒です。 』




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