トウキ(当帰)



「トウキ(当帰)」


花の咲き方が、同じセリ科の「 コエンドロ」に似ています。


「ヒュウガトウキ」の画像を追加しました。





トウキ画像1

2010.06.03 「東京都薬用植物園」

トウキ画像2

2010.06.03 「東京都薬用植物園」



トウキ画像3

2010.06.03 「東京都薬用植物園」

トウキ画像4

2010.06.03 「東京都薬用植物園」






トウキ画像1

2010.07.21 「東京都薬用植物園」
ヒュウガトウキ

トウキ画像2

2010.07.21 「東京都薬用植物園」
ヒュウガトウキ





【ネット検索から】

『 セリ科 : シシウド属。
学名:「 Angelica acutiloba 」。
漢方薬として用いられる多年草。
本州中部以北の山地に自生する。
寒さに強く、高さ60〜90cm。
茎は赤く、葉は複葉で縁にぎざぎざがある。
夏から秋、白い小花を散形につける。
全草に強いセロリに似た芳香を持つ。

根は血液循環を高める作用があり、
充血によって生じる痛みの緩和に有効。
膿を出し、肉芽形成作用があるとされている。
日本薬局方では「生薬トウキ」の基原植物は、
トウキ及びホッカイトウキとされる。
中国原産のカラトウキとは別種である。
当帰芍薬散、補中益気湯、紫雲膏などの
漢方方剤に使われる。

中国には、このような話があります。
妻が婦人病になったために、
夫は家に帰らなくなり妻から離れていきました。
妻は早く病を治さねばと思い、
「トウキ薬草」を飲んだところ、
たちまち病は全快しました。
そこで、妻は「夫よ、まさに我がもとに帰るべし」
といったということです。
ここからこの名前がついたといわれます。


「ヒュウガトウキ」
学名:「 Angelica furcijuga 」。
セリ科の多年生植物。
草丈は2mに達する。
自生地が宮崎県北部と大分県南部に
限られているのが特長です。
厳密には「日本山人参」は「イヌトウキ」と呼ばれ、
「ヒュウガトウキ」はその原種とされ別種。


「日本山人参」
学名:「 Angelica shikokiana 」
和名は「イヌトウキ(犬当帰)」。
九州・四国・近畿地方南部に分布する。 』


「シシウド(アンゼリカ)属」
ヨーロッパを中心に古くから
薬用・食用のハーブとして用いられている。
日本に自生するシシウドやアシタバをはじめ、
40種ほどが知られている。
・トウキ
・セイヨウトウキ
ヨロイグサ
シシウド
ノダケ
アシタバ





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