山玉蘭



「山玉蘭」


中国名ですが、便宜上「サンギョクラン」としました。

「ウドンゲノハナ(優曇華の花)と呼ばれる花の一つ」だそうです。

「三千年に一度花が咲き」とありますが、去年も咲きました。


どうやら和名は「ヤマハクレン(山白蓮)」のようです。

『白色の花をつける「ハクモクレン」は「ハクレンゲ」

あるいは「ハクレン」とも呼ばれる。』

それからきてるのでしょうか。


夜に満開になるようで撮影は無理ですね。



『夜の観察会』が行われ幸運にも参加することができました。

折よく花も開いて撮影に成功。

ラッキーでした。




『参考』

「ベニバナサンギョクラン」が咲いたそうです(2016.06.22)。


兵庫県淡路市の淡路夢舞台の温室「奇跡の星の植物館」で

22日夜、中国雲南省産のモクレン「紅花山玉蘭」が14年ぶりに開花した。

2000年に開催された「淡路花博」の際、中国の植物研究所から贈られた、

同植物館によると、日本で唯一存在する品種という。

22日午後6時20分ごろ、つぼみの先が割れ始め、

約1時間半後にはピンクの花びらが開いた。





サンギョクラン画像1

2009.06.27 「東京都薬用植物園」

サンギョクラン画像2

2009.06.27 「東京都薬用植物園」






サンギョクラン画像1

2016.05.24 「東京都薬用植物園」
普通の蕾

サンギョクラン画像2

2016.05.24 「東京都薬用植物園」
葉っぱと合着している蕾






サンギョクラン画像1

2016.06.12 「東京都薬用植物園」
朝10時の画像
咲き始めています
閉園間際の16時半に再度訪問しましたが
状態にあまり変化はありませんでした



サンギョクラン画像1

2016.06.13 「東京都薬用植物園」
翌日の9時半の画像
生憎の雨、おまけに月曜日で植物園はお休み
優しい職員さんが携帯で撮影してくれました
雄しべは散っています



サンギョクラン画像1

2016.06.14 「東京都薬用植物園」
3日目の15時の画像







運良く花の追っかけができました♪



サンギョクラン画像1

2016.06.19 「東京都薬用植物園」
13時の画像
萼の下の方がやや白くなっています
この状態の2日後が開花予定日です



サンギョクラン画像1

2016.06.21 「東京都薬用植物園」
12時の画像
萼は開きました
花が開くのは夕方以降暗くなってからです



サンギョクラン画像1

2016.06.21 「東京都薬用植物園」
19時の画像
花びらも開いてきました
モクレン属は基本萼3枚、花びら6枚です



サンギョクラン画像1

2016.06.21 「東京都薬用植物園」
19時の画像
花びらも開いてきました
(フラッシュ撮影)



サンギョクラン画像1

2016.06.21 「東京都薬用植物園」
19時の画像
花の中心部
(フラッシュ撮影)



サンギョクラン画像1

2016.06.22 「東京都薬用植物園」
朝9時の画像
2日目なので萎れかかっています



サンギョクラン画像1

2016.06.22 「東京都薬用植物園」
朝9時の画像
横から



サンギョクラン画像1

2016.06.22 「東京都薬用植物園」
他の花から落下した
左が花びら、右が萼片



サンギョクラン画像1

2016.06.19 「東京都薬用植物園」
他の花の花後
上から、雄しべ・花びら・萼の痕がわかります



サンギョクラン画像1

2016.06.29 「東京都薬用植物園」
朝9時半、昨日から曇時々小雨
下3枚は萼、上6枚は花弁
天候不良のため萼がまだ白い





【ネット検索から】

「東京都薬用植物園花だより」から。

『 モクレン科 : モクレン属。
学名:「 Magnolia delavayi 」。
原産地:中国南部(貴州、四川、雲南省)。
夕方遅く咲き始め、翌日の夕方には散ってしまうようです。

山玉蘭は、インドの想像上の花といわれる
「ウドンゲノハナ(優曇華の花)」と呼ばれる花の一つです。
「ウドンゲノハナ(優曇華の花)」は、
正式には「ウドンハラゲ(優曇波羅華)」と呼ばれ、
三千年に一度花が咲き、
そのときにはとてもよいことが起こるといわれています。

販売では、学名の「デラバイ」が名前に使われています。   』


モクレン属の主な樹木
 ・ モクレン( Magnolia liliiflora )
 ・ ハクモクレン( M. heptapeta )
 ・ コブシ( M. kobus )
 ・ タイサンボク( M. grandiflora )
 ・ ホオノキ( M. obovata )
 ・ タムシバ( M. salicifolia )
 ・ オウヨウコウボク( M. officinalis var. biloba )
 ・ サンギョクラン( M. delavayi )




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